青森市「浅虫水族館」は東北最大級!青森の海「海底トンネル」とユニークなショー
2015年12月に老朽化した海底トンネルをリニューアルオープンした青森県青森市の「浅虫水族館」。ここの最初のお楽しみポイントが海底トンネルです。漁具を漁師から借り受けて陸奥湾を再現しており、地元の面白さを知ることができる場所です。
館内には見学だけではなく、生き物たちに触って楽しめるコーナーがあり、特に子供たちに大人気。近くにはホワイトボードが設置されていて、自由に絵を描いて遊ぶこともできますので、こちらにも足を運んでみましょう。
魚たちの他に、やはり見どころはイルカショー!多彩なイルカたちの技と豪快なジャンプが楽しめます。しかしながら見落としてはいけないのが、他の場所で行われる様々なミニショーです。
今回はこちらをご紹介します。
Index
水族館は陸奥湾を見事に眺められる場所
浅虫は温泉場として有名ですが、水族館は温泉街から近くにあります。建物の反対側には陸奥湾があり、美しい海を眺めることができます。青くかわいい正面から入館。様々な生き物が待っています。
面白い海底トンネル
入館して最初の体験が海底トンネルです。リニューアルされ、美しくなったトンネルは全長15メートル。ずばり地元青森の「むつ湾の海」として、サバ、アジ、メバル、カレイ、ホタテ、ホヤなど約25種類、総数は2700にもなります。
水槽の中は陸奥湾の海が再現されています。漁具を使った演出ですが、実際にここで養殖をしているのです。また、砂の中に隠れている魚を探してみるのも、楽しい一時ではないでしょうか。
海獣館で巧みなショー
ペンギン、アザラシが遊んでいる海獣館というコーナーでは、アシカが面白いショーを見せてくれます。餌を食べながら、様々な技を披露してくれるのです。
バスケットボールを鼻先で自在に操り、観客からたくさんの拍手をもらった後、今度はサッカーボールと一回り小さなサイズになり、それを自在に操る様子はお見事の一言です。
逆立ちをして歩く人を観察しているかわいい子もいます。ぜひとも足を運んでもらいたい場所が海獣館です。
種類豊富な魚たち
浅虫水族館は何と言っても東北最大級の大きさ。様々な種類の魚たちが待っています。
また、様々な照明の演出もあり、美しい水槽を楽しむことができます。
数の多さと演出の面白さに、館内を何周しても、見飽きることが無いかも知れません。
芸達者なイルカたち
館内を奥まで進むとイルカ館に行くことができます。ここでもお食事タイムがあり、それに合わせて様々なショーを見ることができます。
まるで人間の言葉を理解しているように、泳ぐ速度を変える、お腹を見せる、舌を出して泳ぐ、背面水泳等、どのようにその技を身に付けたのか興味が出る場所で、イルカたちの頭の良さも感じることができます。
なお、階段を下った場所から、水槽を真横から楽しむことができますので、イルカを間近で眺めてみましょう。
どうやって教える?イルカショーでユニークな演出
広いイルカショーのプールでも様々な演出が待っています。興味深いのは、飼育員の合図で鼻からボコンと空気を出す様子。幾ら頭の良いイルカとはいえ、言葉は通じません。なぜそのようなことが教えられ、覚えられるのでしょうか。
他にも面白いのがイルカたちの歌です。四頭のイルカたちはそれぞれ異なる声質があり、高い音から低い音まで様々。イルカの声の違いなど、なかなか意識することはありませんので、これもまた新鮮な驚きを感じるかも知れません。そして音楽に合わせ、タイミング良く声を出して歌うのです。
豪快なジャンプ
イルカショーは屋内で行われるので、1年中見ることができます。やはりダイナミックなイルカのジャンプは一番の目玉。浅虫水族館の面白いところは、個別に合図をしてジャンプをするだけではなく、館内に流れる音楽に合わせてイルカたちがジャンプをすることです。 それもきれいにそろった状態を保ったまま連続で行われるため、迫力と同時に美しさを感じることができます。
多くのグッズが楽しい売店
館外への出口の手前に売店があります。かわいい魚やイルカ等の様々なグッズがありますので、手に取って見て下さい。
もちろん、ここまで来たからといって、外に出る必要はありません。売店の手前が休憩場所となっており、飲み物で一休みすることができます。すぐ近くにはレストランもありますので、食事を取り、再び水族館内を楽しむことが可能です。
青森県営 浅虫水族館
http://www.asamushi-aqua.com/
2016年3月4日