GWはここで決まり!満開の芝桜・奈良の滝谷花しょうぶ園

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自然と触れ合うGW

もうすぐゴールデン・ウィーク(GW)です。でも、どこも人込みで大変そう、と躊躇している方も多いのではありませんか?

そこでお勧めなのが、奈良県東部の宇陀市にある「花の郷 滝谷花しょうぶ園」です。ここは奈良市の中心部からは遠く離れており、隣りはもう三重県ですが、それだけに自然豊かな場所であり、関西圏のみならず東海圏からもアクセスしやすい所にあります。

滝谷花しょうぶ園はその名のとおり花しょうぶがメインですが、GW期間中は花しょうぶの季節ではありません。そのかわり、この時期に見頃となっている花があります。それが芝桜です。

桜とは全く違う芝桜

芝桜は、名前こそ桜と付いていますが、桜とは全く別の植物です。桜はバラ科ですが、芝桜はハナシノブ科です。また、木に花を咲かせる桜とは違い、芝桜は地面から生えてくる多年草です。

桜は美しいピンク色ですが、芝桜は紫や白など、様々な色の花を咲かせます。その美しさは、桜に勝るとも劣りません。花びらの形が似ているので芝桜の名前が付きました。

滝谷花しょうぶ園の芝桜は、GW頃にちょうど満開になります。

美しい紫の芝桜
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白と紫の芝桜も鮮やか
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薄紫と紫の芝桜
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白・薄紫・紫という3色の芝桜が競演
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芝桜を楽しむ人々
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色々な植物を楽しめる滝谷花しょうぶ園

もちろん、滝谷花しょうぶ園にあるのは芝桜だけではありません。今年(2016年)の場合5月5日にはてっせん園も開園します。もちろん、テッセンが見頃となります。また、この日はこどもの日ということで、餅つき大会もあるようです。

GWの予定はもう決めちゃったよ、という方も安心してください!楽しみはまだまだ続きますよ!

5月28日からは、園の名称にもなっている花しょうぶ園が開園します。もちろん、花しょうぶを堪能できるわけですね。

そして、梅雨入り前の6月5日からはあじさい園の開園です。美しいアジサイを見れば、鬱陶しい梅雨も乗り切れるでしょう。

なお、入館料は大人850円、小人(小学生以上)430円となっています。開園時間は9時~18時までです。ただし、6月17~26日までの期間の金土日は蛍の夕べとして21時まで開園しており、天然の蛍を見ることができます。

園内には噴水がある池も
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色々な植物を楽しめる
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滝谷花しょうぶ園の遠景
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合わせて行きたい室生寺

滝谷花しょうぶ園の近くには室生寺があります。ここは女人高野と呼ばれる真言宗のお寺です。シャクナゲが有名で、数々の国宝や重要文化財があります。

室生寺の周りはちょっとした観光街にもなっており、ここで食事してから滝谷花しょうぶ園に行くのもいいでしょう。情緒的な雰囲気を楽しめます。

室生川の対岸にある室生寺
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近畿と東海の中間点

滝谷花しょうぶ園は前述したように奈良県と三重県の県境にあり、近畿地方と東海地方の両方から来やすい場所にあります。しかも、大阪および名古屋を起点とする近鉄大阪線の三本松駅が最寄り駅ですから、便利なことこの上ありません。駅からは、奈良交通の直通バスが出ていますので、そちらをご利用ください。

大阪方面からは大阪上本町駅から急行に乗って約1時間、名古屋方面からは近鉄名古屋駅から特急と急行を乗り継いで約1時間45分で着きます。

また、京都方面や奈良市内からも、乗り換えは必要ですが近鉄利用で容易に行くことができます。さらに、阪神電車と近鉄電車は乗り入れをしているので、神戸方面からでも比較的行きやすくなっています。

マイカー利用の場合でも、無料駐車場がありますし、国道165号線のすぐ近くなので、かなり便利でしょう。ただし、GW中は渋滞が予想されますので、充分にご注意ください。

高速道路利用の場合は、大阪方面からは西名阪自動車道に乗り、そのまま名阪国道(無料の自動車専用道路)に入って針インターで降り、国道165号線方面に行ってください。名古屋方面からは、東名阪自動車道からやはり名阪国道に入り、小倉インターで降りて国道165号線を目指せばいいでしょう。

それでは、GWは初夏の滝谷花しょうぶ園を満喫してください!

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2016年4月20日

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