大阪万博の跡地に誕生した日本最大級の複合施設!エキスポシティ
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日本の高度経済成長を世界に示した大阪万博
1970年(昭和45年)、大阪府北部・吹田市の千里丘陵で日本万国博覧会(大阪万博)が開催されました。戦後の混乱期から脱し、日本がいよいよ先進国の仲間入りを果たした証しとして、国内外から約6,422万人もの人々が集まったのです。
現在もそびえ立つ大阪万博の象徴・太陽の塔
大阪万博終了後、跡地は万博記念公園となりましたが、その一角に去年(2015年)、日本最大級の複合施設であるEXPOCITY(エキスポシティ)が誕生しました。
エキスポシティに行ってみよう!
では、エキスポシティにご案内しましょう。最寄り駅は大阪モノレールの万博記念公園駅で、そこから徒歩約2分という便利な所にあります。
大阪モノレールは大阪空港(伊丹空港)を起点としており、大阪市中心部からは地下鉄御堂筋線に乗れば千里中央駅で乗り換え可能です。
数年前までは世界最長のモノレールだった大阪モノレール
日本一の大観覧車と、ポケモンEXPOジム
万博記念公園駅からスロープを下ると、まず目に付くのは大観覧車。REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホース・オオサカ・ホイール)という名称で、今年(2016年)の7月1日にオープンしました。
その高さは日本一を誇り(世界5位)、なんと全高123mです。大阪を一望できるその景色は圧巻で、昼の都会風景や夕景、そして美しい夜景は心を捉えて離さないでしょう。料金は定員6名の通常ゴンドラで1人1,000円です。
その手前にはポケモンEXPOジムがあります。お子様連れの方には持って来いの施設でしょう。なお、入場するには1人500円のメンバーズカードを購入し、館内では別途料金にて様々な体験が可能です。
REDHORSE OSAKA WHEELとポケモンEXPOジム
何?この水族館!ニフレル
ポケモンEXPOジムの隣りにあるのは、水族館のNIFREL(ニフレル)です。聞いたこともない言葉ですが「感性にふれる」が語源となっています。
変わっているのは名称だけではなく、従来の水族館とは違って、まさしく「感性にふれる」造りになっているのです。
1) いろにふれる……色が変化する世界
2) わざにふれる……奇怪な技で獲物を捕らえたり、保護色で身を守る生き物
3) すがたにふれる……美しい造形物と生き物との不思議な調和
4) WONDER MOMENTS……神秘的な空間の上映
5) みずべにふれる……水辺の珍しい生き物や猛獣
6) うごきにふれる……川を自由に遊泳する生き物
7) つながりにふれる……立体的な映像を楽しむ
という7つのゾーンがあります。入館料は大人(16歳以上)・高校生=1,900円、子供(小・中学生)=1,000円、幼児(3歳以上)=600円です。今まで体験したことがない神秘に触れてみませんか?
神秘体験ができるニフレル
機動戦士ガンダムが出現!?
ニフレルから離れると、巨大な立像が見えてきました。近付くと、見覚えがあるロボットが2体……。いやロボットじゃない、モビルスーツだ!
なんと、大人気アニメの機動戦士ガンダムに登場するガンダムと、シャア専用ザクが闘っているではありませんか!まるで、赤ザクを操縦するシャア・アズナブルが、ガンダムの性能に驚いているようです。
「ええい!連邦軍のモビルスーツは化け物か!?」
実はこれ、モビルスーツの後ろ側にある関西初のガンダム専門店、GUNDAM SQUAREが作成したモニュメントなのです。この店では、ガンダム・グッズはもちろん、カフェもあってガンダムをモチーフとした飲食物を堪能できます。
ららぽーとEXPOCITY
エキスポシティの中核となっているのは、大型商業施設のららぽーとEXPOCITYです。とにかく巨大で多数の専門店があり、ショッピングにはここだけで事足りるでしょう。もちろん、グルメも充実しています。
超巨大なららぽーとEXPOCITY
他にも、シネマ・コンプレックスの109シネマズ、動物キャラクター移動遊園地のANIPO(アニポ)、日本初・体験型英語教育施設のOSAKA ENGLISH VILLAGE、大自然超体感ミュージアムのオービィ大阪、体験型アミューズメント・パークのENTERTAINMENT FIELDなどの施設があり、1日中飽きません。
ありとあらゆる楽しみ方ができるこの巨大な複合施設、エキスポシティに行ってみませんか。
2016年8月15日