沖縄「久高島」は神が降りた島!カベール岬まで行ってみよう
沖縄本島には有名な世界遺産「斎場御嶽」がありますが、ある意味「斎場御嶽」よりも重要視されてきたのが「久高島」です。なぜならこの島は沖縄の創世神、アマミキヨが降りた島とされ、沖縄の開闢の歴史において、とても重要な島だからです。同時にとても美しい沖縄の離島で、見どころが多くあります。落ち着いた島の雰囲気と見事な浜辺。今回は、久高島の魅力とカベール岬までをご紹介します。
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のんびり船の旅
久高島に行くにはフェリーを使いますが、フェリーターミナルがあるのは沖縄県南城市の安座真港です。ここまでは那覇市内からレンタカーが便利です。フェリーは移動時間が少し違うものが2種類あります。約15分で移動する「高速船ニューくだかⅢ」と、20分の「フェリーくだか」があり、白い水しぶきを上げながら、6.8km離れた久高島の徳仁港に向かうのです。
これぞ沖縄の海
青い空に透き通る海。船に乗るからこそ楽しめる美しさがあります。沖縄本島はたくさんの見どころがありますが、こうして離島に船で向かい、そこから眺める沖縄の大自然もまた魅力的です。
古き沖縄らしさ
久高島観光に便利なのはレンタサイクルです。フェリーターミナル近くにレンタサイクルの店がありますので、借りてみましょう。もちろん、島の主要な場所を歩いて回ることも可能です。何度も久高島を旅していますが、「自転車」「徒歩」のどちらでも違った魅力があります。
久高島の魅力の一つは、本当の沖縄らしさが感じられることです。古い歴史を感じながらのんびりするには、とても良い場所です。観光では百名白樽と娘が神を祀った「久高殿」、悲しい伝説の残る「大里家」などを巡ってみましょう。
沖縄の中でも特に神聖なクボー御獄
島の中央付近で西側にあるのが男子禁制のクボー御獄(フボーウタキ)です。昔から男子禁制ですが、現在では女性も一般人は入ることが出来ません。この地に降りた女神である沖縄の創世神、アマミキヨが造った沖縄七獄の一つなのです。
星砂の浜(ウパーマ)を歩く
星砂の浜として有名なウパーマは、観光地としてとても人気があります。ところで、星砂を見つけるテクニックをご存じですか? 手を少し濡らして砂を取り、軽く押しつけると手のひらに星砂が残って見つけられるというもので、ぜひとも試してみましょう。
適度に休憩を
日によっては、さすが沖縄、とても暑く感じられる日があるでしょう。日焼け防止や適度な水分補給をして、体調を崩さないようにしましょう。
神が降りたカベール岬へ向かう
青空、白い道、豊かな緑。それがカベール岬に続く一本道です。静けさ。これぞ久高島とも言えるでしょう。その見事さを楽しみながら道を進んで下さい。
カベール岬
一気に視界が開けるとそこは「カベール岬」です。ここに、琉球の創世神とされる女神「アマミキヨ」が降りたとされています。久高島の中でも神聖な場所の一つです。
美しい岬であなたは何を思いますか?
最後に「食事処けい」で沖縄そば
最後にご紹介するのは島の沖縄そば。本島への戻りのフェリー乗り場となる徳仁港近くにある「食事処けい」で、美味しい沖縄そばを楽しむことが出来ます。値段が安く美味しい!久高島観光のついでに、沖縄そばも楽しんでみましょう。
南城市役所
http://www.city.nanjo.okinawa.jp/tourism/2011/11/kudakajima.html
2017年2月3日