十勝平野を一望!「ナイタイ高原牧場」で楽しむパノラマビュー
十勝平野を見下ろす「ナイタイ高原牧場」は、日本一広い総面積約1,700ha(東京ドーム358個分)の公共牧場で牛の放牧を見ることができます。頂上にはレストハウスもあり眼下に素晴らしい景色が楽しめます。また頂上までのドライブも緑が眩しく癒されます。これぞ北海道という景色を存分に楽しんでください。
ナイタイ高原牧場への道のり
ナイタイ高原牧場は上士幌市街地からは車で10分ほど。帯広市街地からも1時間ほどでアクセスできます。1時間といっても途中からは北海道らしい緑豊かなドライブとなりますので、運転するのも楽しい時間となるでしょう。
頂上への道にはゲートがあり、7:00から18:00までが通行可能な時間。このゲートの先からはどんどんと高原を登っていく道のりです。途中、牛さんたちを間近で見られる箇所もありますので、車を停めて記念撮影をどうぞ。駐車できるスペースも用意されています。
十勝平野を一望
頂上からは十勝平野を一望できます。このパノラマの景色を求めて何度も訪れる人も多いとか。中には景色を見て数十分動かない人も。筆者が確認できる範囲では数十分ですが、もしかしたら数時間かも…。
頂上の標高は約800mとそれほどでもないのですが、他に高いものがないので一層ダイナミックに感じます。「これぞ北海道!」という景色を楽しみたい人にはおすすめの場所です。
レストハウスも仮営業で再開!
ナイタイ高原牧場のレストハウスは、27年10月に強風の被害で全壊。28年は仮店舗での営業です。建物内には募金箱や営業再開を応援する人々のメッセージを見ることもできます。バーガーやソフトクリームが人気ですので、小腹が空いている人は是非ご賞味ください。
行きと帰りの牛さんの様子の違いも楽しんで!
ナイタイ高原牧場の頂上から降りる道中もまだまだ楽しみはあります。上りとはまた異なる景色を楽しみましょう。そうそう、牛さんの様子も違うかもしれません。朝一番は朝食に大忙しだった牛さんも、帰りにはお昼寝モードだったりします。こういった違いも楽しんでみてはいかがでしょうか。ここは1枚目の写真と同じ場所に駐車して撮影していますが、朝とは違って帰りにはお昼寝していたり、近づく人間に興味を示したり、思い思いに過ごしていました。
実は好き嫌いが分かれるかも…
ナイタイ高原牧場は、「ものすごく良かった!」「大好きな場所」という声と同時に、「なにもなかった」という感想があるのも事実。確かに何もありません、大自然以外は…。普段から田舎暮らしの人はあえて行く必要はないのかもしれません。都会育ちで自然が大好きな方は感動すること間違いなしです。ちなみに都会に住む筆者は行って良かった派です。
28年は頂上までの通行は10月31日で終了します。
上士幌 ナイタイ高原牧場
http://www.kamishihoro.jp/place/00000064
2016年10月27日