神戸森林植物園で楽しむ極上の紅葉
関西で紅葉といえば、やはり京都を思い浮かべる方が多いと思いますが、今回ご紹介するのは神戸市街地から至近の六甲山地の一角「神戸市立森林植物園」。園内はその名の通り樹木の植物園ですので、シーズンには見事な紅葉が見られます。
三宮駅からバスで
神戸市立森林植物園には車かバスでのアクセスとなります。車の場合は午前中の早いうちに出かけましょう。土日の午前中はそれほどでもありませんが、お昼前からは駐車場が混雑します。
バスの場合でも午前中がベター。一般車両が駐車場に入るのに列を作りますので、バスでも植物園手前の道路で渋滞に巻き込まれます。
バスは、ミント神戸1Fバスターミナル 4番乗り場から出ている市バスが便利。あじさいと紅葉の季節は増便されます。所要時間は40分。植物園までの道のりも、神戸の海が見えたり、錦に彩られた景色が続いたりで飽きることのない40分です。途中、夜景で有名な「ビーナスブリッジ」や、紅葉が美しい「再度公園」を通りますので、こちらの景色もお楽しみください。
長谷池の紅葉
写真は園内随一の紅葉スポット長谷池にかかる橋。多くの方がこの橋に足を運びますが、どちらかというと橋は渡るよりも橋を入れた風景を鑑賞するほうがおすすめ。小さな橋ですので人がギリギリすれ違える幅しかありません。残念なことにここに三脚を立てて往来の妨害をする年配者のカメラマンが複数。写真好きの方も、マナーを守って楽しみましょう。
池を一周
神戸市立森林植物園は142.6ha(東京ドーム30個以上)にも及ぶ広大な敷地で、土日の園内でも京都のお寺のような混雑を感じません。ベンチや広場にレジャーシートを広げて宴会をする人の姿をあちらこちらで見かけます。
池はぐるっと一周してみてください。水面に移る紅葉が美しいスポットがあります。ちょうどベンチがあり、この特等席でお弁当を広げている方も。ちょっとお邪魔して写真を撮らせていただきましょう。
売店も出店も
植物園の出入り口近辺には売店があります。また、この近くに和菓子などをテント下で販売する出店も見られますので、時間がある方は覗いてみてください。秋らしい和菓子は必見ですよ。お昼が近づくとカフェや出店は混み始めますので、利用するなら少し早目の行動が良いでしょう。
2016年ライトアップ情報
神戸森林植物園では11月5日(土)から30日(水)まで紅葉ライトアップが行われています。フォトスポットではSNS用(?)に女優ライトも設置されていますので、是非利用してみてください。
2016年11月21日