日本唯一の集まる豊岡市!!カバンにお菓子、温泉に地球?!を満喫できる町!!
日本海に面する山陰海岸には、近年、国内外からも注目を集めるジオパークが広がっています。その中ほどに位置する兵庫県・豊岡市には産業や文化、レジャーに至るまで幅広く注目を集める要素が集結しています。
今回はそれらの中で有名どころのごく一部をツーリストの視点でご紹介します!!
Index
豊岡1925
JR豊岡駅前を基点に円山川に向かって広がる商店街には豊岡の産業と文化が凝縮されています。
大通りを歩いていると1925年当時の風情を感じさせる建築が目にとまります。アーケードの屋根があるためわかりづらいですが、遠くから建物の概観を眺めるとその様子がよくわかります。
豊岡市役所(写真下)の正面にある「豊岡1925」は豊岡ならではのスウィーツや豊岡鞄などの販売店、カフェレストランやバー、宿泊施設もある複合商業施設となっています。訪れた時はくじ運がよく、不定休のくじを引いたため中の様子を見ることはできませんでした。残念…また次回チャレンジ!!ですね(笑)
駅前からの通りにある市役所。出石でも感じましたが、近年デザインの庁舎はオシャレですね!!
豊岡のカバンストリート
この旅で初めて知りました、豊岡市が国内カバン製造でシェアが半数以上あることを。柳行李に始まり、鞄産業を発展させた豊岡市。駅前の商店街の一画にある「カバンストリート」を北上すると、鞄の神様が祀られる柳の宮神社(小田井縣神社内)もあり、由緒ある鞄の産地という様子があります!!
カバンストリートを歩くと鞄専門のクリーニング店や修理店、ご当地鞄のセレクトショップ、鞄職人の養成学校などに遭遇します。さすが鞄の町!!と驚きました!!
セレクトショップと養成学校を主宰する「Artisan Avenue」。
シーズンごとにテーマを変え、豊岡産のオリジナルブランドとして製品を開発されているとのことで、店内には斬新なデザインの鞄が所狭しと並んでいました。近年流行タイプの自転車用の鞄もありました!!
市街地周辺スポット
さらに商店街の建築を眺めながら歩いていると、公設市場やあおぞら市場というオープンスペース?があります。山村地域で見かける持ち寄り型の地域密着市場といったところでしょうか。
壁にかかる黒豚の看板に目をやってしまうイタリア料理店。手書きの番号もまた味がありますね(笑)
さらに豊岡市はお菓子の神様を祀る総本社・中嶋神社があるため、毎年4月には「菓子祭」が行われ、全国各地から商売繁盛の祈願のため菓子製造業者の方も訪れるそうです。
そして、豊岡市といえば全国で唯一の施設、「コウノトリの郷公園」があります。国の特別天然記念物コウノトリの野生復帰を主とし、生態について学習できる施設も併設されています。
また、ジオパーク認定地域らしさを感じる玄武洞もあります。
植村直己冒険館
「日本を代表する冒険家」と聞いて植村直己さんを思い浮かべる方は少なくないのでは? 私は植村さんしか知りませんでしたが、加藤文太郎さんという方もよく知られているそうです!!
植村さんの出身地、豊岡市日高町に冒険館があります。
氷山のクレバスをイメージして作られた入り口(写真下)。
館内には実際に使用されていた装備や記録写真が展示してあり、冒険家・植村直己の人柄を知り、生きて帰ってくることが困難なほどの過酷な環境での活動についてよく知ることができます!!
外湯めぐり城崎温泉
日本海での海水浴場として上位にランクインする竹野海岸からほど近い、城崎温泉。数ある温泉をめぐり、玄武岩で縁取られ、柳が揺れる川べりを散策しながら温泉街の風情を楽しめます!!
またお菓子とコウノトリの町ならではのスウィーツ。お土産にいかがでしょうか!!
JR城崎温泉駅から歩き始めるとみやげ物、食事所が多数あり、看板を眺めるだけでも観光気分堪能できます!!(笑)
駅前にある大衆食堂でランチタイムを過ごし、おかみさんからこの温泉街の名物や観光スポットを教えてもらい、町中散策も満喫できました!!
旅行のススメ
城崎温泉やマリンワールド、出石や神鍋高原、竹野海岸や玄武洞など各スポットは知名度の高い観光とレジャーの名所ですが、それらすべてを抱える豊岡市。ジオパーク人気もあり、これからイチオシの観光地ですね!!
ぜひ、見どころ体験どころ満載の豊岡市に足を運ばれてはいかがでしょうか?
参考サイト
2015年10月5日