渥美半島の最先端!伊良湖岬周辺を巡る絶景の旅

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伊良湖岬灯台

愛知県南部の都市・豊橋市より南西におよそ45km。対岸にある知多半島とともに巨大なカニの手足のような形をした渥美半島の先端にあるのが今回紹介する伊良湖岬です。

岬の先端には、伊良湖水道を挟んで海の向こう側に見える志摩半島を望むのに絶好のロケーションに佇む白亜の灯台「伊良湖岬灯台」や、素晴らしい太平洋の絶景を望むことの出来る「恋路ヶ浜」、そして、約2億年前に形成された“チャート”と呼ばれる岩石で出来た「日出(ひい)の石門」など、見ドコロあるビュースポットが盛りだくさん!

今回は、そんな伊良湖岬周辺を巡って出会うことの出来る絶景の旅へとご案内しましょう。

まずは伊良湖岬の先端にある「伊良湖岬灯台」を目指そう!

伊良湖岬灯台

渥美半島の南側を走る国道42号線、または、北側を走る国道259号線をひたすら西へ進み、まずは岬の先端に位置する「伊良湖岬灯台」を目指しましょう。公共交通機関でアクセスする場合には、JR豊橋駅より豊鉄バスに乗車して、終点1つ手前の「恋路ヶ浜」バス停で下車するか、JR豊橋駅で豊橋鉄道渥美線に乗り換えて、終点の三河田原駅よりやはり豊鉄バスに乗車してアクセスする2通りの方法があります。

渥美半島名物である“大あさり”の幟が目を引く食堂街を抜ければ先端の伊良湖岬へと到着です。岬の周辺は遊歩道が整備されていますので、食堂街を抜けて、その先に続く遊歩道をそのまま歩いて海の方へと階段を降りればいよいよ「伊良湖岬灯台」が姿を現します。

太平洋の波しぶきが押し寄せる岩礁のギリギリ際のトコロに立っている「伊良湖岬灯台」は、高さ14.8m、昭和4年(1929年)の11月20日に設置・初点灯した灯台です。目の前を海上の要衝である伊良湖水道を良く見渡せるロケーションに佇む「伊良湖岬灯台」からは、対岸の志摩半島の景色を望むことが出来る他、途中に浮かぶ神島等の島影なんかも良く見渡すことが出来ます。

参観灯台として有名な潮岬灯台や志摩半島にある大王埼灯台とは異なり、残念ながら上まで登ることは出来ませんが、遊歩道から眺める景色は実に見事ですので、「日本の灯台50選」にも選ばれているこちらの灯台とぜひとも一緒に記念写真を撮っていきましょう!

恋人の聖地としても有名な「恋路ヶ浜」!

恋路ヶ浜

美しい「伊良湖灯台」と伊良湖水道の写真を記念に収めた後は、遊歩道を戻って、今度は目の前に広がる「恋路ヶ浜」をぶらりと散策しましょう。太平洋のオーシャンビューが実に素晴らしいこちらの砂浜は、“恋路ヶ浜”という名前の通り、全国各地140ヶ所にある「恋人の聖地」に認定された観光スポットでもあります。

また、このほか「恋路ヶ浜」は、その風光明媚な海の景色と美しい砂浜がおよそ1kmにわたって続くことから、「日本の渚百選」および「日本の白砂青松100選」「日本の音風景100選」にそれぞれ選ばれており、さらに、この恋路ヶ浜を貫く渥美サイクリングロードが「日本の道100選」に選ばれるという、なんと4つも日本の百選に選ばれている観光スポットでもあるんです!

かの有名な島崎藤村が「名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ~」と詩を詠んだとおり、平成13年(2001年)には、実際に石垣島から流した椰子の実がこの「恋路ヶ浜」に漂着したことから、これを記念して“願いのかなう鍵”を掛けることの出来るモニュメントが設置されました。

こちらの“願いのかなう鍵”は、すぐ近くのおみやげ屋さんなどで販売していますので、記念に買ってカップルで思い思いの願いごとを書き、鍵を掛けていってみてはいかがでしょうか?

伊良湖岬から伊勢湾フェリーで伊勢志摩の観光スポットへ!

今回は「伊良湖岬灯台」と「恋路ヶ浜」の2ヶ所の観光スポットについて紹介しましたが、気候が温暖な伊良湖岬では、毎年春の時期になるとすぐ近くの堀切地区で「渥美半島菜の花まつり」(※平成29年(2017年)の開催期間は1月14日(土)~3月31日(金)まで)なんかも開催されています。

また、伊良湖岬からは、対岸の志摩半島とを結ぶ伊勢湾フェリーが鳥羽の街まで運行されていますので、伊良湖岬周辺での絶景を満喫した後は、約1時間の船旅を経て伊勢志摩の観光へ出掛けてみるのも面白いかと思います。

2017年2月22日

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