リレー徘徊52:池田市彫刻の道を行く1〜ウォンバッド編

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発端は仕事で阪急石橋駅に行った時、駅前に人と鳩をモチーフにした彫像あり、ん?どこかで見たような?、あ、リレー徘徊45・大阪・中之島緑道にあった「広場~鳩のいる風景」同じ冨長敦也氏の作品やん。題名プレートに「石の道・いけだ 彫刻シンポジウム89」って何?〜と調べたら市政50周年記念事業の一端で1989年から10ヶ年事業で、52体の石彫作品を市内各所に設置したとか。んーやるな、大阪府池田市!! というわけで市内にある彫刻を探索しつつ観光街歩きをしてみます~♪

池田市沿革と石の道の案内パンフ

町の起こりは古く~って内容をリレー徘徊3「呉服の語源と三つの神社」で書きましたが、中世以降は大阪と北摂の山間地を結ぶ能勢街道、京都と西国諸国を繋ぐ西国街道が交わる交通交易の要所で、鉄道網が完成する明治末期まで北大阪の商業の中心地だったそうです。なので今でも江戸世の町屋や明治の煉瓦造りの建物が残っています。52体の作品を皆観て廻り、写真を撮るって、宝塚以上の労力が必要、こら一筋縄ではいなんなぁ~と思って調べていると市のホームページにガイドパンフと案内地図がPDFデータでアップされてました。

ラーメンと卓球のまち?

阪急電車の高架駅を降りるとまず目に飛び込んでくるこの看板。インスタントラーメン発明記念館のあることで「インスタントラーメンのまち池田」は分かるんですが、「卓球のまち池田」ってなんで?と調べたら『1997年のなみはや国体で、池田市が卓球の会場になったことをきっかけに「卓球で町おこしを」という機運が盛り上がった』からだそうで、うーん知らなかったなぁ〜

池田市駅前・ウォンバット一家

次に出迎えてくれるのが市のマスコットキャラ「ふくまるくん一家」。池田市の市制施行70周年のイメージキャラクターとして誕生。五月山動物園で人気の「ウォンバット」と福を呼ぶ「大黒天」をモチーフにしたキャラだそうで、折り紙に塗り絵、おお、テーマソング迄あるようです。ちなみに「ゆるキャラ グランプリ2013」では87位を獲得、この時の1位は栃木県佐野市の「さのまる」だったそうで…。

もうひとつのウォンバッドキャラ

五月山動物園のウォンバットって?と駅前をうろうろしていたら先程のふくまるくんとは別にウォンバッドの実物大の銅像が? あら、タクシー乗場前にもキャラプレートが? なんでやねんと駅前の観光案内へ行ってみたら、なんでも市営五月山動物園(入園無料)に実物がいるらしい。で、かのチキンラーメンのキャラのぴよちゃん、観光大使となってふくまるくんとコラボしてグルメイベントもやっているらしい。

随所に見られる銅板のウォンバットプレート

商店街にもウォンバッド

石の道の彫刻作品群を後回しにして実物のウォンバットが居る五月山動物園へ行ってみる事に。商店街を歩いていると別のウォンバッドの彫像がある、あ、イラスト版のキャラもいる、市のポスターにも別のが?〜なんかバラバラなキャラクター設定でちょっと頭混乱してきますね。

ゆる~い五月山動物園

商店街を抜け、公園を越えると動物園の正門。平日だったんですが保育園児がわいわいと~♪ なんたって無料だもんなぁ~ヒツジにミニブタにアルパカに陸亀〜小動物ふれあい広場に資料館、ポニーにも乗れるらしいですが、動物園のホームページで紹介されていたアライグマ、エミューの姿を見なかったですね。

ワラビー

ヒツジ

ミニブタ

ケヅメリクガメ

アルパカ

左の建物が資料館です。

資料館の中

して実物のウォンバッドは?

動物園の真ん中、一番いい場所にウォンバッドの飼育スペースがあります。じっと見ていると1頭だけのそっと出てきましたが、見かけによらず時速40キロで走れるそうでちょっと驚きです。ウォンバットの故郷はオーストラリア、コアラなんかと同じ有袋類動物です。現在、日本で飼育されているのは全部6頭で内3頭をココにいるそうですが、かなりの高齢なんで新しいウォンバットを招くための募金キャンペーン実地中だそうです。初回、寄り道してしまいましたが、次回より石の道彫刻探索&観光街歩き開始であります。

出て来ました〜♪

横顔がコアラ似なんですね。

最後に園内にあった謎の母子裸像

2017年4月12日

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