年末年始の帰省は高速バスで!気になる値段や混雑状況は???
12月、寒さが増すと共に「もう年末か…」と過ぎ去る時間の早さに気付かされる時期です。
それと共に冬休みや年末年始のお出かけ、帰省のスケジュールについて考え始めるころではないでしょうか。
この時期を超えると飛行機や新幹線などの交通手段はだんだんと予約が取りづらくなってきます。しかし高速バスであれば割と直前まで空席があることも…
今回は年末年始の帰省は高速バス・夜行バスで、と考えている方にメリットやデメリット、注意点についてご紹介します。
Index
年末年始休暇はいつからいつまで?
先日紅白歌合戦の出場歌手が発表となり、いよいよ年末の感じが出てきました。
年末年始といえばGW・夏休みに並ぶ大きな連休の1つです!まとまって休みが取れるため、普段なかなか帰れないご実家に帰省したり、国内外へ旅行にでかけたり、はたまた日頃の疲れを癒やすべくひたすら”寝正月”にするなど、皆さん思い思いの時間を過ごされるでしょう。
一般的に年末年始の休みとは「いつからいつまで」なのでしょうか。
まず官公庁のカレンダーを見てみると、実は官公庁の方々の年末年始休暇は法律によって定められています。
「行政機関の休日に関する法律」では、公務員の方々の年末年始休暇は12月29日~1月3日というように定められています。
そのため、12月28日が仕事納め、1月4日が仕事始めになりますね。
では民間企業のお休みはどうかというと、こちらは企業や業種によって様々です。
例えば一般企業で多いのは12月30日~1月3日までの6連休です。また福利厚生が充実している企業では、その前後の日も休日にして連休化するというところもあるようです。
それ以外で、飲食店や小売店などは「お休みこそ稼ぎ時」のためほぼほぼ休みはないことでしょうし、医療関係も同様で当番やシフト制での勤務となるようです。
18年~19年の年末年始休暇はどうなる???
では18年~19年の年末年始の休暇はどのような並びなのでしょうか?
2018年から2019年にかけての年末年始休暇は、ここ数年では良い日並びとなっていて、基本は7連休、1日休みを取れれば最大9連休となります。
9連休あればやりたいことがたくさん出来ますね!みなさんはどのように過ごされる予定でしょうか??
帰省で混雑する年末年始の交通機関
年間で見ても大きな連休となる年末年始、この時期は帰省客や観光客の移動が集中するため新幹線や飛行機のチケットは予約しづらくなります。加えてこれらの時期は「繁忙期」や「ハイシーズン」と呼ばれ、通常の運賃に加えて高めの料金になります。
そんなとき、比較的座席が取りやすく、安価に移動することができる高速バスはオススメです。
帰省で高速バスを使うメリット・デメリット
【メリット】
圧倒的な低価格
なんといっても高速バス・夜行バスを利用することの最大のメリットは「低価格」であることです!年末年始は飛行機・新幹線と同様で「繁忙期」「ハイシーズン」の料金となることはありますが、それでもこれらの交通手段に比べると安い価格で移動することが可能です。
11月末現在で年末年始の最安値は東京ー大阪で4980円、東京ー名古屋で4200円、名古屋ー大阪で1900円となっています。(価格は11月28日時点での12月30日出発の価格です。価格や在庫情報は常に変動します。)
対して新幹線は東京ー新大阪で13820円~、東京ー名古屋で10560円~、名古屋ー大阪で6030円~(全て自由席、繁忙期の+200円含む)となっており、高速バスのほうが3倍近く安くなることがあります。また飛行機と比較しても大きな差があると言えそうです。
年末年始の帰省ではお土産の用意やお年玉などで何かとお金がかかるもの…。出費を最小限に抑えるためにも高速バスでの移動がオススメです。
時間を有効活用
深夜バスを利用することで、睡眠時間をそのまま移動にあてることができ、時間を有効活用する事ができます。
また1泊分のホテル代などを削る事ができると考えるともっとオトクに感じますね!
最近では水平近くまでフラットになる座席やクッション性の高いシート、プライベート空間を確保してくれるカーテンなどで快適な睡眠が取れるように各社様々な設備を整えています。
快適な睡眠を取りながら、起きたら目的地に到着!到着は早朝のため、当日の移動に比べてたっぷりと時間を使うことができ、早くご実家やご親戚の家へ向かうことが可能です!
確実に座れる
年末年始のニュース。「…新幹線の乗車率130%…」などという数字で混雑を伝えるのを多く耳にしますよね。新幹線は座席以上の人数を載せることができるため、このように100%を超える乗車率になることがあります。
もちろんこの場合は座ることが出来ずに、立ちっぱで移動しなければなりません。
東京ー新大阪では約2時間30分、大阪ー福岡で約2時間20分、、、ずっと立っていなければなりません。
それに比べ、高速バスや夜行バスは全員着席していなければならないため、立って移動することはありません。また上で紹介したように快適なシートであることも多いので、新幹線に比べてよったり快適に座って移動が可能です。
【デメリット】
予定よりも大幅に遅れる可能性
年末年始は一般道路や高速道路も渋滞します。連休を利用して実家に帰省する人々や行楽地へ向かう人々が一斉に移動するためです。
そのためこの時期の高速バスは渋滞に巻き込まれ、到着予定時刻が大幅に遅れる可能性もあります。重要な予定などはゆとりを持って組むのが良いかもしれませんね。
また渋滞については、事前に高速道路運営会社やバス会社などが事前に渋滞予想を発表しているため、下記のサイトなどを確認しながら予定を立ててください。
渋滞予測[道路交通情報]公益財団法人日本道路交通情報センター
時間がかかる
これは高速バス自体の一番のデメリットでしょう。新幹線や飛行機という交通手段に比べると、移動に時間がかかってしまいます。
例えば新幹線と比較した場合、東京ー新大阪間は約2時間30分ですが、高速バス(夜行)で移動した場合の所要時間は約8~9時間ほど。東京ー名古屋間であれば新幹線は約1時間40分、しかし高速バスの場合は約5~6時間ほどかかります。また飛行機であればその差はより開いてしまいます。(もっとも空港までの移動時間や手続きなどを含めると新幹線と変わらないかもしれません…)
しかしながら先ほど紹介したように、バス会社は少しでも乗客が快適に移動できるように様々な工夫を凝らしています!
今後の高速バス・深夜バスは価格以上に中身も充実していくものになるでしょう。
満席の可能性も
年末年始は非常に混雑するため、新幹線や飛行機と同じように高速バスも希望の便が満席になってしまうことが考えられます。
特に価格が安いものや乗降場所が良いもの、また人気のバス会社などの場合は早めに売り切れてしまうこともあります。しかし場合によっては追加便の販売がされたりすることがありますので、交通手段を検討しているうちは定期的に確認してみると良いでしょう。
予約はいつから取れる?
高速バスの予約開始時期ですが、これは各バス会社ごとに異なります。
多くのバス会社は1ヶ月前から予約受付を開始することが多いです!
またWillerは3ヶ月、VIPライナーは6ヶ月前からなど、それより早く予約を開始できるバス会社も多くあるため、心配な方は早め早めにチェックしておくと良いでしょう!
またバス会社や乗車する便によっては早割プランなどを販売しているところもあるため、ただでさえオトクな高速バスですが、更にオトクに乗車する事ができます!
渋滞に巻き込まれたら…?
デメリットとして渋滞に巻き込まれる可能性について紹介しましたが、そんなときのために以下の記事も参考にして備えてください。
またそのような場合でも困らないように、トイレ付きのバスやWi-fi付きのバスなどを選んでおくのも賢いかもしれません。
オトクでゆっくり帰省してみてはいかが?
いかがでしたでしょうか?
今年の年末年始は高速バスでゆっくりのんびり、そしてオトクに帰省してみてはいかがでしょうか?
バスサガスでは日本全国の高速バス・夜行バスを比較し、最安値の商品を見つけて予約可能です。ぜひ希望の便があるかどうか、検索してみてください!
2018年11月29日