松茸・丹波栗・黒枝豆!丹波篠山・秋の3大グルメ
関西人は、冬には香住を、秋には篠山を目指して北上します。これは冗談ではなくホントの話。香住はもちろんカニですが、篠山では秋の味覚がどっさりと味わえるのです!特に松茸(マツタケ)・黒枝豆・丹波栗が超有名。今回は丹波篠山に秋の味覚を訪ねます。
松茸(マツタケ)
関西で松茸(マツタケ)と言えば丹波篠山。ちなみに関西人(大阪人)のおっちゃんおばちゃんは松茸のことを「マッタケ」といいます(笑)。雷の多く発生した年は松茸が豊作になるとも言われておりますが、やはり高級食材ですので、なかなかのお値段がします。篠山では松茸の販売はもちろんのこと、手軽に松茸の風味を楽しめる松茸ごはんも販売されており、観光客に人気。うっかり松茸ごはんを買ってバスや電車に乗りこんだりすると、松茸の良い香りが他の乗客の食欲をむやみに刺激するので注意が必要です(笑)。
手前の写真のように薄くスライスされたものなら数千円から。高い物だと10万円近くするものまで。自分で収穫したいという方は松茸狩りという方法もありますが、勝手に人の山に入って松茸を獲ってはいけません。松茸狩りをさせてくれる業者がいくつかありますので、お調べのうえ、お出かけください。
黒枝豆
丹波篠山の代表グルメといえば、こちらも外せません。黒枝豆です。黒大豆は年中購入可能ですが、黒枝豆は限られた時期しか楽しめません。ちなみに平成27年は10月5日が解禁日。10月下旬くらいまで購入可能です。篠山市内では1Kg800円~くらいで売られているところが多く、ランクによってはもっとお高いものも。枝に付いていないものならビニール袋に入れられてもっと安く売られています。
枝付きの黒枝豆を買って帰ったら、早速茹でて、枝の部分は早々に処分しましょう。無農薬だったりすると数日おいておくと枝から虫さんたちが生まれてしまったりすることも…(体験談)。とにかく新鮮なうちに食べるのが一番です!
関西人はこの季節に丹波篠山へ出かけることが多く、黒枝豆、松茸、丹波栗と、存分に秋の味覚を楽しむのです。
黒豆パン
丹波篠山で人気なのが、黒豆を使ったパン。何軒か有名なお店はありますが、午後には売り切れてしまうことも…。
こちらは篠山城近くの「パンのプー」というお店。黒豆パンはその名のとおり、黒豆がゴロゴロ入っています。パンのプーの黒豆パンは白いパン生地の中や外に黒豆がぎっしり。白い生地はもっちりとほのかに甘く、女性に大人気です。
この近くで有名なのが「小西のパン」。こんがりとしたパン生地で香りが良いです。観光シーズンの午後には売り切れてしまうこともありますので、狙っている方はお早めに。
パンのプー(食べログ)
小西のパン
丹波栗
こちらは丹波栗。栗といえば丹波。高品質で人気の産地です。旬は9月から10月。ネットに入ってで売られているものもありますが、篠山の城下町では焼き栗の販売が人気。特に子供から大人気です。
他にも栗を使ったスイーツも人気で、ケーキや和菓子になってカフェや土産物店で取り扱われています。
秋は丹波篠山へ
関西の秋は丹波篠山へ行かなくては始まりません。他の地方から引っ越してきた方も、秋になると関西の情報番組がどこもかしこも丹波篠山の秋の味覚を特集していることに驚かれるでしょう。もちろん関西ウォーカーなどの情報誌も毎年特集が組まれます。紅葉も美しい地域ですので是非お出かけください。
2015年10月20日