群馬のグルメ!伊香保名物の水沢うどんとは?
水沢うどんとは元々、群馬県渋川市伊香保町に伝わる水澤観音へお参りに来られた参拝者に向けて、提供した事が始まりだと言われています。群馬のグルメとして取り上げられる事も多く、モンドセレクションでは最高金賞を受賞するなど、その評価は高いです。その本場、群馬の伊香保にある水沢うどんについてご紹介していきたいと思います。
「うどん茶屋万葉亭」
丁度昼時の時間だったので、観光客や家族連れ、カップルで賑わっていました。駐車場にはタクシーや観光バスが何台か停まっていて、みんな水沢うどん目当てに来られたんでしょう!伊香保まで来て水沢うどんを食べずに帰るなんて勿体ないですもんね(笑)
こちらのお店は水沢観音門前、観光バスなどが停まっているので非常に目立ちますし分かりやすいです。観光客も立ち寄る程の人気の場所です、駐車場も広いので車も停められます。この万葉亭は食事処とお土産売り場、それと湯の花まんじゅうが作られている製造場所が見えます。
お土産コーナーには水沢うどんや湯の花まんじゅう以外にも群馬の名産物や調味料なんかも販売されてます。湯の花まんじゅうの製造工程がガラス越から眺める事が出来るのは貴重です!
お茶に湯の花まんじゅうがついてくる!
席に着くと、お店の店員さんがメニュー表と一緒にお茶を持ってきたのですが、お茶と一緒に湯の花まんじゅうがついてきました。ラッキー!!これはきっと試食という事なのでしょうか?試しに食べてみて美味しかったら隣のお土産屋さんで買って行って下さいね~という事なのかもしれません。でも一度試食してからの方が安心ですし、このお店の気配りは嬉しかったです。
そしてメニュー表を開いてみます…
本格的過ぎて全部食べたくなるような写真、こうやって見ると何でも美味しそうに見えてしまうんものなんですよね!ここまで来たからには水沢うどんのざるを頼まない訳にはいかないとと思い、万葉御膳にデザートの豆乳とうふを注文してみました。万葉御膳はうどん以外にもてんぷらや前菜がついてきます。
ちなみに水沢うどんの製造過程についてですが、榛名山麓の湧水に小麦粉と塩を使い、秘伝の手法で丸2日間かけて粉をこねて仕上げます。それによってうどんの強いコシと透き通るような透明感を持ったうどんが誕生します。結構手間がかかっているんだなと感心しながら待つ事15分程度…ようやく万葉御膳とデザートがやってきました!
これが万葉御膳
見るからに美味しそうです、見た目も上品で古風な感じがたまらない。味の方は予想以上の美味しさでした、うどんのコシがしっかりしていて、ごまとわさびとの相性もバッチリ!
ちなみにわさびは天然のわさびをすりおろしているのか、甘くて辛味があまり感じない天然のわさびのようです。てんぷらもさくさくでうどんにも合います、贅沢な昼食だな~と思いながらも完食しました。うどんの量もそこまで多くはないので女性でも全然食べられる量です。これはリピートありと言ってもいい程美味しかったです!
そして、もう一つ頼んでおいたデザート。
豆乳とうふです。伊香保はとうふも名物の一つのようで、すべて手作りで作られる豆腐が美味しいとの評判です。
こちらはきなこと黒蜜をかけて召し上がるとの事です。なんだか和菓子のわらびもちのようですね、豆乳豆腐は手作りで作っている為に形も手作り感が出ていて良いですね!きなこと黒蜜をかけて食べてみましたが、甘過ぎずしつこさもなくあっさりしてます。豆乳も濃厚過ぎず、あっさりした口当たりです。味は少し豆腐に近いけれど口の中でよく味わってみると豆乳の香りがほのかに残ります。あっさりしているので食後のデザートにもぴったりです!
水沢うどんを十分に堪能出来る伊香保の万葉亭、是非一度訪れてみて下さい!
2015年12月21日