渋谷にオープンしたカジュアルリッチなイタリアン「a(アー)」
こんにちは！新人ライターのkaren*です。こちらの記事よりバスサガスブロガーとして活動をすることとなりました。どうぞよろしくお願いします。
さて、第一弾のお届けは、渋谷の大人も楽しめるお薦めイタリアンレストランについてです。
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渋谷宇多川町にオープンのイタリアンレストラン
渋谷と言えば、若者の街！！
ガヤガヤ、ザワザワっとして、大人がゆっくりと食事を楽しめる場所って少ないイメージですよね。でも、落ち着いた雰囲気の、お手頃価格で楽しめるイタリアンレストランが今春、若者の街の中心地である渋谷・宇田川町にオープンしました。
a（アー）
アーは、KIHACHI青山本店で料理長として腕を奮われていた宮川健一シェフが、表参道のイタリアン「リストランテケンヴェンティクワトロ」を、3月末渋谷へ移転しオープンした店舗です。店舗のある場所は、東急ハンズ近く。渋谷駅からですと、FrancFrancのある脇道を上ったビル2階にあります。1階には、コンビニエンスストア。
外から見るだけでは、この空間に大人も楽しめる食事が出来るような場所があるように思えません。でも…階段を上り、一歩中に入ると別空間。
広がるテラス席。
そして、白い天然石を用いた品のある内装、そして丁寧なおもてなしは、高級イタリアンへ訪問した気持ちになります。
しかし、ここは渋谷。
高級感もあるけれど、ほどよくリラックスも出来、肩肘張らずに食事が楽しめるスペースを目指しているんだそう。お店のコンセプトも「カジュアル･リッチ」。入り口はカジュアルに、そしてその先に精神的に豊かな世界が広がることを目指しているそうですよ。
最初の一杯は、スパークリングワインで
この日の集まりはちょっとしたお祝いごとだったので、スパークリングワインで祝し、お食事をスタートです。
料理コース2種より選択
ランチの料理コースは、3,000円と5,000円の2種類あります。
・3,000円のコース
（前菜、スープ、フォッカッチャ、パスタ、ドルチェ、ドリンク）の計6品
・5,000円のコース
（前菜、スープ、フォッカッチャ、メイン、お口直し、パスタ、ドルチェ、ドリンク）の計8品
メニューにはその他アラカルトもあります。
今日選んだのは、5,000円のコース料理。
どちらのコース共にですが、前菜、パスタ、メイン、ドルチェは、プリフィクススタイルで数種類のメニューからお好みのものを選びます。
でも、嬉しいことに選択肢が豊富過ぎます。前菜は8種、パスタは6種、メインは9種、そしてデザートは10種類以上！！自分の気に入ったお料理を選び、コースを組立てていきます。
迷っていたら自家製パスタを持ってきてくれました。なんて可愛らしい形をしているのでしょう～。益々悩んでしまいます。
【前菜】本日魚介類のクルード ヴェルドゥーラソース
今日使われていたお魚は、クロソイだそう。淡白な白身魚と、バジル、きゅうりとキュウイのグリーンのソースと、トマトソースのイタリアンカラーで美しい。
【スープ】グリーンアスパラの冷製スープカプチーノ仕立て
カプチーノ好きとしては、このタイプのスープは大好き。アスパラをポタージュ状に仕上げているからクリーミー、さらに上部の泡がふわっと口で溶けていきます。爽やかな春を感じる味わいですね。
フォカッチャ
ふわもちっとしたフォカッチャには、ローズマリーも使われていて香り豊か。一切れのサイズも大きく、満足感が高いですよ。
【パスタ】ワタリガニとフレッシュトマトのクリーム 自家製生パスタマッファルディーネ
マッファルディーネとは、初めて聞きましたね。脇にフリルのついた平麺です。リボンのようで可愛らしい形です。
このフリルの部分にワタリガニの身がいい感じに絡まり食べやすい。モチットした食感も美味しい～。自家製なんですもんね。
【お口直し】ブラッドオレンジのシャーベットとアクアゼリー
水のゼリーとは、なんだか面白いですね。ゼリー自体には味は感じないですよ。でも、シャーベットの味がしっかりとついているから、合わさればちょうど良いのです。
【メイン】国産牛サーロイン肉網焼き
ソースは3種類から選べますよ。赤ワインソースでお願いしました。しっかりめに焼いてもらったけれど、お肉はしっとりと美味しい～。付け合せの茎ブロッコリーも味のアクセントとなっていますよ。
【ドルチェ】オペラ「アーモンド、チョコレート、コーヒー風味のクリームが織りなす三重層」
あれだけたくさんのメニューからどうしてこれにしたのか。クリームが織りなす三重奏という言葉が魅了的に感じたからかしら？ 何層にも重なる味のハーモニーは、至福のドルチェです。チョコレートの層が食後の際立って美味しかったように感じます。
ボリュームもあったので、食後のデザートというよりティータイムにコーヒーとあわせて食べたいケーキでもありますね。
最後にドリンクを。
カプチーノを頼んだら、「a」が描かれたラテアートが施されています。店名の「a」とは、渋谷の原点としてのアイデンティティーを表し名付けているそうですよ。
コースでいただいたお料理は、どれも繊細な味付けがされていて、プリフィクスで選んだけれど、全体としてのバランスも良かったように思います。
今回はテーブル利用でしたが、店内には、オープンキッチンの厨房を見学できるようなカウンター席もありました。シェフが腕を奮う姿を見ながらの食事は、もちろん特等席ですね。渋谷でゆっくりとお食事を楽しみたいという方、是非訪ねてみてくださいね。
a(アー）
住所：東京都渋谷区宇田川町13-16 コクサイビル 2F
TEL:03-5459-1158
HP:http://www.a-ristorante.com/
2016年6月24日
