【大阪・梅田】映画のお供にピザはいかが? ピッツァ&ワインバール“ENTRATA”
映画のお供にピザはいかが?
わたしが映画を観る場合、大抵は大阪の梅田にある、「TOHOSシネマズ梅田」お世話になっておりまして。その映画館の下の階、6階にあるこのピザ屋さん「ENTRATA」は、映画を見に来るたび気になっておりました。
と言う訳で。本日、映画はもちろん、この店でランチを頂く事をメインに参りました。
イタリア語で入口を意味する店名の横につりさげられた、「ウィークデーランチ900円」の文字。迷うことなくそれをチョイスです。実は、ランチのラストオーダーが14時。わたしが入店したのは、13時53分。実際迷う暇なんぞございません。
更に言えば、「お席は15時までとなっておりますが、よろしいでしょうか?」なんてほそっこい店員さんに確認されましたが、それも無問題。わたしの予約した映画は、15時から始まります。遅くとも14時50分にはここをでなければ。
こ、これで一人前……!?
前菜として出て来たのは、グリーンサラダに「バターナッツ」のスープ。さすがバターと名がついただけあって、ものすごく濃厚なスープです。これくらいの少量でなければ、飲みきれないかも。
そしてサラダにかけられたドレッシングは何だろう……? バルサミコ酢に塩コショウ、それと……うん。わたしの舌では、わかりません。なんだかとっても美味しい。以上です。
ランチのピザは2種類あり、わたしが選んだのは、パプリカとツナのピザ。トマトソースベースが選んだ理由。それは良いのですが。
これ、大きくありませんか? 大きさが分かるように、横にペンを置いてみたのですが、これで一人前? MよりもLサイズに近いですよね? イタリアン・クラストの薄い生地ではあるものの、果たして食べきれるでしょうか。
くっ。しかし! パプリカとツナの間に落されたモッツァレラチーズが、わたしを甘く誘う……。
よろしい。これが子豚へと続く道とわかっていても、わたしは進んで見せましょう。
「ピザは手づかみ」が信条のわたくしですが、ここのピザは中々の難敵です。トマトソースがあまりにもジューシーである為、持ち上げようとすると、具材がべちょりと落ちてしまうのです。
片手で耳の部分を持ち、もう片方の手で先の部分を支える。もしくは、大きく開けた口の上まで持ち上げ、落しこむ。そのスタイルならば、手掴みでも可能でしょう。しかしいずれにせよ、白い服を着てきて本日は、そんな冒険はできません。大人しくナイフとフォークで頂きましょう。
実食。
う、むむ。うまい。モッツァレラチーズとトマトソースのバランスが絶妙。「ナポリピッツァ」を標榜するだけあり、クラストはあくまで薄く。これならなんとか……いや、無理すれば完食できそうです。
うんまぁ、無理する気はまったくありませんけどね?
もきゅもきゅと食べながら、毎回思うのですが。
このお店ピザの生地のモチモチ感、スーパーで売っているものとはまるで違うのですが、一体何が違うのでしょうか?
「生地の違いです」と言われてしまえば、それまでなのですが。生地だけではなく、このお店で言えばあの赤いヘルメットにも見える窯で焼くのも、ポイント高いと思うのですが、どうでしょう?
今回も珈琲の助けを借りて
なんてことを考えながら、もきゅもきゅ、もきゅもきゅと食べた数分後。わたしは予想通り、腹の重さに苦しんでおります。結局ね。欲張って腹十三分目まで食べちゃったんですよ。
これはもう、珈琲様の助けを待つしかありません。
おぉ! 珈琲が来ましたよ。期待通りのクレマたつ濃さ。うむ。これで勝つる!
ちなみにこの珈琲を含めた食後のドリンクは、ランチとセットで頼めば+100円で頂けます。それなら頼みますよねぇ?
ランチによしディナーにもよし
それから。このレストラン街では映画館とのコラボサービスをしておりまして。例のほそっこい店員さんに確認したところ、このENTRATAさんではグリッシーニというスナックをサービスしてくれるそうです。
うむぅ。惹かれますが、これ以上は食べられないので、今回はあきらめましょう。
ふむぅ。味は◎。量の多さは数人でシェアするならむしろ利点。一人で来る場合は、断腸の思いで残すか、極限まで腹ペコで来ればよし。
席もカウンターと椅子席、ソファ席、そして空気清浄機が軽快に作動している喫煙席もあり。わたしが今回座ったのは、はからずもその喫煙ルームのすぐ横の席でしたが、煙草の臭いは一切しませんでした。
蔦絡まる屋外のような雰囲気の席もあり。これは、映画のお供だけでなく、気の置けない友人達とのワイワイディナー用のお店として、覚えておきましょう。
ENTRATA
大阪市北区角田町7-10 HEPナビオ6階
http://www.kfw.co.jp/entrata.n/
2016年8月1日