愛媛県新居浜市・日本でも見られる「マチュピチュ」!

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諸外国には様々な遺産がありますが、行ってみたいという憧れとは裏腹に、おいそれとは気軽に行けないのもまた事実。

ペルーにあるインカ帝国の遺跡「マチュピチュ」も人気の高い観光地ではありますが、行くには難易度が高い国のひとつではないでしょうか。ペルーへは10時間以上のフライト、数度の乗り継ぎ…時間もお金も決して手軽にとはいきません。

しかしそんなマチュピチュが日本にあったら…?

実はあるのです!!

「東洋のマチュピチュ」と呼ばれる別子銅山跡

愛媛県新居浜市にある別子銅山。その別子銅山の東平(とうなる)エリアが今「東洋のマチュピチュ」と呼ばれひそかに人気を集めています。

ここは元々、明治期後半に開山し、昭和43年に閉山するまで別子鉱山の採鉱本部が置かれていました。鉱山だけではなく社宅・小学校・劇場などがありひとつのコミュニティがあったそうです。

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(現在は資料館になっているこの建物も明治のころのレンガをそのまま使用しているとか。)

ここでは鉱石と石を分ける選鉱を行ったり、貯鉱庫などもおかれていたのですが、その跡地を上から見た景色がマチュピチュを連想させる事から、東洋のマチュピチュと呼ばれているのです。

それがこちら。

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マチュピチュのように広いエリアではないのですが、マチュピチュを思わせるようなたたずまい、そしてどこか寂しげでミステリアスな空気感がマチュピチュにも通じるのではないでしょうか。

まわりには山々が広がり、自然の中に突然現れたようなこの選考場跡はどれだけでも見ていられるような…そんな独特の雰囲気がありました。

幻想的な雰囲気をひとしきり楽しんだ後は実際にこの場に降りて「鉱山跡」の見学をすることが出来ます。

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鉱山をより分けてここからトロッコ列車で下界に運んでいたそうです。なんと動力は鉱石の重みのみ。

更に帰路では生活物資を入れて戻ってきたというから、改めて当時の知恵やエコな生活に驚かされます。

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この朽ち果てた姿は廃墟マニアをも虜にしてしまうかもしれませんね。

東洋のマチュピチュ見学後はこちらにも

神秘的で独特な空気が流れる「東洋のマチュピチュ」を楽しんだ後はマイントピア別子にも足を運ぶことをお薦めします。

車で5キロ程新居浜の中心地方面に下ると「マイントピア別子・端出場エリア」が見えてきます。

こちらはほとんど手を加えられていない「東平エリア」とは異なり、小さな子でも楽しめるような空間が広がっています。

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マイントピア別子の中はいくつかのエリアに分かれているのですが、その中でも中心的なエリアに当たるのが鉱山見学エリア。

その鉱山見学エリアへ行くにはこの鉱山鉄道に乗車しいます。

もちろんこちらは実際に使われていたもの。その姿に子供はもちろん「撮り鉄」さんも大興奮♪

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鉱山見学エリアの中は更に、当時を再現した人形を展示した江戸ゾーンや、採掘場の体験が出来る遊学パーク体験ゾーンなどに分かれています。

鉱山内は外気よりもぐっと涼しく、まるで別世界。

この別世界でひとつひとつ丁寧に見学・遊学をしているとあっという間に時間が過ぎて行ってしまいます。

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砂金採り体験は子供を中心に大人気ですが、思わず大人も必死になってしまうかも?!

このように様々な表情を持つ別子銅山(マイントピア別子)。

どちらのエリアも山道を越えていかなければいけないのが大変でもあり、それがとっておきの場所に来られたような達成感も感じられます。子供から大人までどの年齢層でもそれぞれ楽しめる別子銅山は四国旅行での隠れた名所間違いなし!

マイントピア別子公式サイト
http://besshi.com/

2016年9月5日

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