四国を走る夢の列車!子どもの憧れ「アンパンマン列車」に乗ってみた。

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乗り鉄じゃなくても、子どもなら誰しもが一度は乗りたいと願う列車があるのはご存知でしょうか?

小さな子どもを中心に、もはやカリスマ的人気のアンパンマン。このアンパンマンをテーマにした列車が四国を走っているのです。

その数21車両!レア度高めなアンパンマン列車

四国を走るいつくかの路線でアンパンマン列車は走っています。そして、アンパンマン列車と一言で言ってもその姿は様々。

外装だけがアンパンマンをモチーフにしているものから、アンパンマンが描かれた座席があるもの、更にはアンパンマンのプレイルームがあるものまで、その種類は多種多様。瀬戸大橋を渡るアンパンマントロッコなるものまで存在しており、コンプリートは実は中々大変なのです。

これらのアンパンマン列車は、特急列車の一部分をアンパンマン仕様にしたもののため、座席数はとても少なくなっています。更には土日や長期休みを中心に運行し、毎日走っているわけではないのでレア度も高め。

あらかじめ早めに予約をしないと乗車できないなんて事も珍しくありません。

 

乗車券を買うのにも一苦労のアンパンマン列車の中で、今回は列車のシートがアンパンマン仕様&プレイルーム付きの高徳線・徳島線を走るゆうゆうアンパンマンカーに乗車をしてきました。

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アンパンマン列車は子どもにとって夢と希望の空間でした!

今回乗車したゆうゆうアンパンマンカーは、徳島駅発、阿波池田駅行の特急列車。ここはやはり、始発駅から乗車しましょう。

始発の徳島駅の改札を通るときにアンパンマンのスタンプを押してもらえます。更には駅のホームにあるゴミ箱ですらアンパンマンが描かれており、乗車前から高揚感を掻き立てられます。

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ゆうゆうアンパンマンカーの車内に乗り込むとそこはありとあらゆる空間がアンパンマンでした。当然ながら座席はアンパンマン仕様。可動式のテーブルを下げるとドキンちゃんやばいきんまんがお目見えするなど、遊び心も満載です。

天井にももちろんアンパンマン。今回乗車した路線の停車駅が書かれています。

座席がある1号車の隣、2号車はプレイルーム仕様になっています。基本的にどの子も乗車早々ここのプレイルームに入り浸るので、本当は座席など必要ないのかもしれませんね。しかし、当然ながら座席の切符がないと、ここのプレイルームに入る事は出来ません。

また、座席のある1号車、プレイルームのある2号車の2車両専用のコンシェルジュさんがいらっしゃいます。アンパンマン列車に関する情報を教えてくれたり、子どもにもよく話しかけてくれるので、このコンシェルジュさんのお陰で車内に一体感が生まれます。

やはり子どもにとってアンパンマンの存在は偉大なようで乗車当日に居合わせた数人の子ども達全員がとても機嫌よく、ニコニコとした表情でこのアンパンマン列車を楽しんでいました。

ついつい車内にばかり気を取られてしまいがちですが、車窓から見える景色も美しい大自然が続くので特に大人は目線を外にも向ける事をお薦めします。

またプレイルームに入り浸ってなかなか座席には座れないものの、車両全体の座席数は少なく、1席ずつがとてもゆとりを持って作られています。子ども達の声でにぎやかではあるでしょうが、車両自体はゆったりとした空間が広がっているので、ちょっとした贅沢気分にも浸れるかもしれませんね。

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アンパンマン列車の乗車方法は?!

冒頭でも触れましたが、このアンパンマン列車は毎日走っているわけでもなく、更に座席数も限られているので早めの予約が必須です。特に連休や長期休みのころはギリギリでは予約出来ない場合もあります。

アンパンマン列車も、一般の特急列車と同様1か月前の午前10時より電話やインターネット、みどりの窓口で切符を購入する事が出来ます。運行する列車自体はアンパンマンシートだけではないので、予約の際必ずアンパンマンシート希望の旨を忘れずに伝えてくださいね!

アンパンマン、というとどうしても子どもが主役になりますが、これだけアンパンマンに囲まれると大人でもついワクワクしてしまいます。

今回はご紹介しきれませんでしたが、季節ごとに行われているスタンプラリーや、アンパンマン列車停車駅の一部でのみ販売しているグッズやお弁当などは、大人も一緒に楽しめる事請け合いです。

四国内の移動を列車でする際はあえてアンパンマン列車をチョイスし、子どものころの気持ちにタイムスリップしてみても楽しいかもしれませんね。

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2016年9月12日

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