【大阪・梅田】食って飲んで寛げる店。Vamos！「Marisqeria Gozo Umeda」

大阪梅田のその店は

大阪は梅田。阪急梅田駅やHEPFIVE、TOHOシネマズ梅田もある阪急MENS館といったキタのランドマークに隣接する、富国生命ビルの一階にその店はあります。

「Marisqeria Gozo Umeda」。北浜にある「EL PONIENTE」と同じ系列のスペイン料理店で、この界隈を通るたび、気になっていたお店の一つでございます。先日ついに、妹をお供に行ってまいりました。

店内は、バルスペースとレストランスペースに分かれています。

メニューもそれぞれありまして、ゆっくり腰を据えて飲み食いするなら、レストランへ。ちょい呑みちょい食べするならバルへ。というのが本国スペインに倣った利用の仕方ですかね？

バルでも料理は本格派

で。わたし達が腰を据えたのは、バルスペースの方です。えぇ、まさに腰を据えました。

午後3時前というお昼でもない、夕飯でもない中途半端な時間に行きましたので、お店はガラすき。席は選び放題。素敵に明るい店内をぐるりと見渡して、窓際の席をゲットです。

このお店は内装も、メニュー写真もおしゃれですねぇ～。メニューはこの53種類もあるタパスと、5種類のパエリア、そしてワインを中心としたドリンクメニューがありました。ちなみにパエリアはお米だけではなくパスタのものまであります。

当初の予定では、「軽く何か食べられりゃいいよね」と言っていましたが。よくよく考えれば、この日は朝からほとんど食べていません。しかもこんなに美味しそうなものがある。だったら食べねば！

はい。スペイン料理ですから、呑みむのはもちろん、葡萄酒です。

はぅ……なんて高貴な色なんでしょう。手前がわたくしの頼みました、「ラガール デ セルベラ」様。向かいの金色のは、妹が頼んだ「ヴィオンタ・アルパリーニョ」様です。どちらもすっきりした味わいの美酒でござりました。

最初のお皿は、こちら。「フライの盛り合わせ」。

揚げたてほくほく、レモンをきゅきゅきゅっと満遍なく振りかけます。小エビのフライ美味し。タコ足、イカリングもグ～ッド！ そしてカニクリームコロッケの濃厚なこと……！

これは他の料理も期待できそうだぜぇ。

おっと！　酒と揚げものだけじゃぁ身体に悪い。えぇ、わたくし達、一応、女子ですから。野菜も食べませんと。

で、頼んだのが「野菜の煮込み」と「ピクルス」です。あ～白に合う。揚げモンと丁度良い酸味のピクルス。黒からグリーンまで揃ったオリーブがまた美味し。野菜の煮込みも優しい味わいだ～。

はい待ってました！ パエリアさまの登場です。こちらのパエリアは、もちろん生米から作りますので、出来上がるのに20分くらいかかります。食べたい方は、早めに頼みましょう。

そしてえぇもちろん。食いしん坊のわたくし達ですから。メニューでしっかり確認しまして、イの一番に注文しました。

で、実食。

うっ、うまいぞぉ～～～！！ 本場スペインのパエリアは、お米に少し芯が残っているくらいがいいらしいのですが、ここはお米の国ジャパン。ふっくらほっこり炊き上がっておりました。そしてお米にじっくりしみ込んだ海老や貝のうま味。いつまでも、どこまでも食べ続けてしまいそう。

あ、そうそう。レモンを絞る時にはご注意を。鍋に触れている部分がとても、とても熱くなっています。やけど注意！

さて。こんなに美味しいもの達を食べていれば、グラス一杯の葡萄酒など、あぁっという間になくなりますよね。

まだ日も高いですが、いっちゃいましょう。は～い、白ワイン一本入りました～。喜んで～！

そして、あらもう一品くらい欲しいわねと、「チーズのオイル漬け」。これは後からがつんと胃に来ます。美味しいけど。

エスプレッソはダブルで

ふう。追加した葡萄酒も、呑みほしました。お腹も……腹9分目、いや、9.9かな？ くちくなりました。

このタイミングで妹が頼んだのは、「ブニュエロ」。揚げシュークリーム。こちらもとっても濃厚。シナモンもきいています。

妹よ。姉はチーズのオイル漬けにやられたよ。

でも大丈夫。いつだってわたし達には、珈琲がついている。しかもここでは、エスプレッソをダブルで頼めました。嬉しい。

はぁ～大満足のスペイン料理の、「Marisqeria Gozo Umeda」。結局3時間の楽しい時間を過ごせました。梅田で気軽に入れるスペイン料理として、一押しします。店先にずらりと並んだ生ハムの足達が目印ですよ。

Marisqeria Gozo Umeda
http://www.ne.jp/asahi/spain/elponiente/gozoumeda/index.html

2016年11月2日