トラベラー必見!京都にある飛行機の神社「飛行神社」
京都府の八幡市は、国宝に指定された「石清水八幡宮」で有名な土地。最寄は京阪八幡市駅。大阪と京都の間にある駅で、なかなか途中下車されず通過されることも多いこの駅ですが、落書きができる珍しいお寺や、今回ご紹介するちょっと変わった神社もあるんですよ。
今回は石清水八幡宮とあわせて訪れたい、飛行機にゆかりのある「飛行神社」をご紹介します。
京阪八幡市駅
京阪八幡市駅で下車したら、まずは八幡エリアの散策マップを入手しましょう。駅前には2015年11月1日にオープンした「観光情報ハウス」の他、駅の高架下には八幡市観光協会があり、どちらでも観光の相談が可能。地図もこちらでいただきましょう。
八幡市駅を降りる人は、国宝に指定された石清水八幡宮を訪れる人が多いですが、今回ご紹介するのは駅から徒歩5分ほどの「飛行神社」。坂道もなく、場所もわかりやすいので、土地勘のない観光客やご年配のご両親を連れた旅行にもおすすめですよ。
飛行神社
写真が飛行神社の外観。ちょっと普通の神社とは趣が異なります。飛行神社は1915年に創建された、神社としては新しいもの。固定翼の理論、飛行原理を我が国で最初に発見した二宮忠八が自邸内に創建した珍しい神社で、空の安全、航空業界の発展を祈願しています。
金属製の鳥居
飛行神社の境内でひと際異彩を放つのが、金属製の鳥居。鳥居のすぐ近くには、昭和58年に大阪の岸和田漁港で引き揚げられた零式艦上戦闘機の機種部が置かれています。また、拝殿はパルテノン神殿風で独特。祭神は、天磐船に乗って地上に降臨したとされる饒速日命を、交野市にある磐船神社より分霊されています。
トラベラーは是非入手したいお守りと御朱印
飛行神社の社務所では、飛行機にまつわるお守りの授与をされています。飛行機をよく利用するトラベラーは是非とも一ついただいて帰りたいもの。各飛行機会社のマグネットもあり、お子さんも喜びそうな神社。マグネットのラインナップは最近のLCCの台頭も反映したもので、Peachやバニラエアのマグネットもあって見るだけでも楽しめます。写真は飛行神社の御朱印。こちらも社務所で授与していただけます。
社務所横には飛行神社資料館(二宮忠八資料館)もありますので、時間のある方は是非見学してみてはいかがでしょうか。
飛行神社
http://hikoujinjya.kyoto.jp/
2016年11月24日