冬の札幌の一大イベント「さっぽろ雪まつり」を見にいこう!
札幌の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」。2016年は260万9千人もの人々が北国の雪のお祭りを楽しみました。2017年は2月6日から12日まで(大通・すすきの会場)。開催期間は1週間しかありませんので、ホテル・バス・飛行機の手配は、早めにぬかりなく!
自衛隊も出動!!
雪まつりは、1950年に地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したことをきっかけに始まったお祭り。その後1955年に自衛隊が参加し、大規模な雪像を作るまでになりました。この間たったの5年。雪国の長い冬の期間を彩るイベントを札幌市民が楽しみにしていたのがよく伝わってきます。民間から始まったお祭りが、今では国内だけではなく海外からも見物客が訪れるまでの巨大イベントに。
写真はマカオ聖ポール天主堂跡の雪像。陸上自衛隊北部方面通信群の雪像です。写真では伝わりにくいですが、かなりの大きさです。これも開催終了とともにあっさりと取り壊されてしまいます。もったいないな…と思いますが、このまま放置しておくことも危険なので仕方がないですね。
大通にジャンプ台が出現!
写真は3丁目のHTB PARK AIR広場。白い恋人PARK AIRジャンプ台が出現し、スノーボーダーたちの華麗な技を楽しむことができます。
実は開催前日が狙い目
8丁目の雪のHTB広場では2016年3月に開業を控えていた北海道新幹線のショーが開催。タイムリーな話題で、2016年のさっぽろ雪まつりで大きな注目を集めました。実はこの映像は雪まつり開催前夜のもの。雪まつりは混雑します。実は前夜に予行が行われていたりしますので、混雑がキライな人は札幌に前日入りするのもおすすめ。
雪像で見るその年の出来事
こちらは4丁目STV広場の進撃の巨人。こうして見ると、さっぽろ雪まつりはその年の流行や出来事を色濃く反映していますので、後々旅の思い出としてもおもしろいですね。
すすきの会場
さっぽろ雪まつりは大通会場だけではありません。札幌随一の繁華街すすきの界隈では美しい氷の彫刻が楽しめます。場所は南4条通りから南7条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道。正確にはさっぽろ雪まつりの協賛行事として1981年に始まったものですが、1983年にさっぽろ雪まつりの正式会場となっています。こちらではネオン街に浮かび上がる氷像をお楽しみください。
混雑を避けるには
大人気のさっぽろ雪まつり。屋台も出ますのでグルメも一緒に楽しめます。混雑を回避するには早朝の見学がおすすめ。前日入りできるのであれば、前日の夜もおすすめです。開催期間が終わると雪像は取り壊されますので、その様子を見学するのもツウですよ。
2016年12月9日