ここは日本ではなく「どこかの国の日本的な場所」か~神保町・サクラホテルの朝食にて
神保町・サクラホテル。おそらくこれをご存知の方は日本人よりも、海外の方。そう、外国人ではないでしょうか?
日本よりも海外で有名
このホテルの利用者の多くは海外からの旅行者です。即ち「周りにいるのは外国人ばかり」
ココ、本当に日本か? そう思いたくなるような場所です。
早朝の時間つぶしに訪れたはずが…「周りに日本人がいない」。ある意味ちょっとレアな体験ですよね。
神保町A1番出口
・地下鉄神保町駅から徒歩2分(A1又はA6出口)
今回はA1出口から行ってみることに。
出口を上り切ったところに案内図が。
サクラホテル。ありました。
細い道があります。地図にある「道」にあたるかどうかですが、この細い路地を抜けて行きます。
路地裏を抜けて行くと、
さくら通り。
この通りを右方向に進み。
ちょっと和風な街灯。
街灯の横にある中華食堂。中華 成光。ここを目印にして右方向へ。
はんこ屋さん21の横の通りへ。
SAKURA HOTELの看板が見えます。
海外旅行の臨場感
パンとコーヒー(及び日替わりスープ)はお代わり自由です。
パン。
そしてコーヒー。余談ですがコーヒーカップのメーカーはIKEAです。写真は掲載致しておりませんが、日替わりスープ。そしてドリンクバーがあります。以上で390円。
日本人とは異なる感覚で
これまで多くのホテルの朝食を訪れました。そこではビュッフェ台があり、そこには所狭しと並べられた料理の数々…。
そんな場所からすると今回のサクラホテルはちょっとイメージが違う。必要最低限のものしか提供されません。
オプションで卵料理がつけられます。これで合計550円。ちょっとこれでボリューム感がある感じでしょうか。そのまま食べてもいいですし、パンに挟んでもいいかもしれません。
ジャム。いちごジャムとブルーベリージャム。そしてバター。写真には掲載致しておりませんが、あとマーマレードジャムがあります。
全体の写真を一枚。「ご飯と味噌汁があって当たり前」。それって日本人にしてみれば当たり前かもしれない。
しかし海外ではどうでしょうか? 当然ですがそれは当たり前じゃない。多くの外国人が訪れる(というより、日本人がほとんど利用しない)場所では、これがむしろ「標準」なのかもしれません。最初に全てを出すのがおもてなしとは限らない。
まずは最低限のものから出して、そして後から必要なものを足していく。それも立派な「おもてなし」ではないでしょうか。
基本的にお客様のほとんどが海外、それも個人で来られるような方。日本人といえば自分と、あとお客様(外国人)の友人とおぼわしき日本人の方がいらっしゃった感じでした。
パンとコーヒーは、いわば「最大公約数」。そういうものなのかもしれません。
お店の外にあった看板です。「外国人専用かな?」と最初は思ったのですが、そこにあったのは皇居ランナー向けに、
・シャワーが使える。
・荷物預かりOK。
これで550円。日本人。それも皇居ランナーにとっても実は有名な場所なのかもしれません。
あるいは東京駅、あるいはその周辺で夜行バスを降りたらここへ向かう。朝食はパンとコーヒー。そして、シャワーを浴びる。もしくは、荷物を預けて周辺散歩。
それも550円で。実は日本人にとって、皇居ランナーに次いで高速バス利用者にとっても…知る人ぞ知る場所になる日がもしかしたら近いのかもしれません。
サクラホテル神保町
東京都千代田区神田神保町2-21-4
TEL 03-3261-3939
地下鉄神保町駅から徒歩2分(A1又はA6出口)、地下鉄九段下駅から徒歩8分(6番出口)、地下鉄竹橋駅から徒歩8分(1b出口)
営業時間 24時間営業
モーニング:4:30~11:00、ランチ:11:30~18:00
https://www.sakura-hotel.co.jp/jp/jimbocho
2016年12月1日