【岐阜県】栗きんとんで有名な恵那に出かけたらここでお土産を買うべし!恵那川上屋 本社恵那峡店
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観光バスも訪れる、お土産のメッカ
名古屋帰省、8日目。この日は少し遠出をして岐阜県の恵那へ観光に出かけました。シフトの都合で昼からお仕事だという父親が途中まで車で乗せてってくれるというのでドライブがてら出発。
岐阜県恵那市。ここに、栗きんとんなどの和菓子で有名な恵那川上屋の本店(本社恵那峡店)があります。うちの実家の近所にも支店があるし東京でも催事などでよく見かけますが、本店は初めて来ました。
父親いわく、観光バスに乗って団体がやってくるのをよく見かけるそう。確かにちょっとした道の駅風なつくりになっていて、駐車場も広かったです。お店の裏手には巨大な工場も構えていました。
この季節(冬)はひなたぼっこという、干し柿の中に栗きんとんを詰めたお菓子が人気です。が、今シーズンは素材が不足していたらしく一時期はネット通販などでも購入不可能となっておりました。さすがに本店にはいっぱい並んでいましたが…。確実にゲットしたい場合は本店へ行くといいと思います。
定番の栗きんとん。これ大好き!よく実家からも秋になると送って貰ってました。最近は東京でも買えるようになっちゃたんだけど、配送をお願いすると栗の葉っぱとかがついてきて風情溢れる感じがよいのです。
店内はかなり広いです。団体客もどんと来いって感じ。そして、和菓子だけではなく洋菓子も揃ってました。残念なのは生菓子が多く賞味期限が私が東京に戻る前に切れてしまうものがほとんどで、思い切り買い物が出来なかった事でしょうか。
あーん、買い物したかった!
この左側にあるものは鬼まんじゅうという、この地域に昔からあるお菓子です。サツマイモの角切りが入っている蒸しパンのようなもので、私はこれが大好きなのだ。
人気のひなたぼっこも店頭には数は十分並んでおりました。確実に買いたいならやっぱり店頭へ行くべきですね。
山の栞という葉っぱの形をしたサブレはいろんな味があってそれぞれ108円。これは日持ちしたので、いくつか購入しバラマキ土産にしました。
開店直後に訪問したのでお客さんいなかったけど、イートインできるスペースもあってスイーツが美味しそうだったなあ。栗の産地なので、栗のソフトクリーム(350円)はここじゃなくてもどこでも食べられます。
東濃地方の素朴なお菓子、鬼まんじゅう
ここからは恵那川上屋で買ったもの色々をご紹介したいと思います。渋い紙袋には、こんなに可愛い葉っぱのシールつき。
鬼まんじゅう(162円)。
当日はもうお腹いっぱいだったので、これは翌朝の朝ごはん代わりに頂きました。東海地方の家庭でも作られている鬼まんじゅう、もちろんうちの実家でも祖母が昔よく作ってくれてましたよー。
このサツマイモの角のゴツゴツした感じを鬼の角に見立ててるんだとか。鬼まんじゅうなんて名前ですが、素朴で優しい甘さのお菓子です。種子島産の安納芋を使用しているので、芋の甘みもスゴイんです!
キメ細やかな蒸しパンのふかふか具合もよい。程よくしっとり、そしてモチッとした弾力もあります。あー、美味しかった!東京ではあまり鬼まんじゅうって見かけないので実家帰省中、見つけては買って食べておりました。
和風×洋風などら焼き、バタどら
バタどら(129円)。これも恵那川上屋さんでは人気商品のようです。ていうか個人的にもどら焼き大好きなので見つけるとついつい買ってしまいます。
どら焼きの生地には自社ブレンドの小麦粉を使い、しっとりもちもちに仕上げています。そこに小豆あん、バター、きざみ栗をはさんでいるので、洋菓子風な和菓子って感じの仕上がりに。ちょっと、しっとりしすぎかな?って気もしたけど、購入してから食べるまでに少し日も空いたので仕方なかったのかも。でも確かにもっちもちでした!
原材料はこんな感じ。
まんまるで綺麗なフォルム、そして焼き色にムラがありません。
厚みはそれほどなく、公式サイトでも説明があったように全体的にしっとり。
そして、もちもちとした食感が特徴なのです。
中からは栗、あんこ、そしてバターが出て来ましたー!
このバターがたまらん…!すごい塩気!でもあんこの甘さといいバランスで絡み合って、後味が私の大好きな甘じょっぱい系に変身するのです。あああああ、美味しい。とにかくバターの塩気と食感がいいです。パンケーキとかについてくるような、ホイップタイプのバターだったから軽いのだ。それに対して、栗は結構大きめサイズが入ってたわりには存在感薄かったなあ。
このどら焼き美味しかったなあ。また食べたいなあ。
栗だけじゃありません、芋だって美味しいんです
焼芋蒸きんつば(194円)。こちらは季節限定菓子となります。
ただのきんつばではなくって、種子島産の安納芋の焼き芋に、地元が近い信州りんごの蜜煮を合わせているんです。あんこで作られたきんつばとは違い、酸味が感じられるスッキリ爽やかな甘さ。
芋好きにはたまらん商品なのではなかろうか。
長野県のおやきに似た見た目をしていました。素朴。
女性の口で、二口か三口程度のサイズ感ですかね。
お芋の風味がホクホク!甘いのですが、あんこのようなガツンとした砂糖の甘みではなくて芋本来の自然な甘みを楽しめる甘さです。
皮は結構薄かったですね。スイートポテトのような洋風な感じではなく、どちらかというと芋羊羹的なしっとりとした和風な味わいに感じました。でも芋のホクホク感はちゃんと生きています。だからなのかな? 柔らかくしっとりとしていますが、芋の繊維質が絡まるのか、喉の奥ではモソモソするような気がしました。お茶と一緒じゃないと飲み込むの大変だった(笑)。
季節限定のお菓子などは、特に栗の素材にはこだわらず色々製造しているみたいです。
バラマキ土産にもオススメなサブレ、山ノ栞
恵那川上屋にて、日持ちがするのでバラマキ土産用にも購入した山ノ栞というサブレ。配り終わったあとも手元に残ったので自分用に食べてみました。全部で4種類です。バラ売り(1枚108円)もされていましたが、箱入りもありましたよ。
こちらは紅茶味。サブレやクッキー、スコーンなどでは紅茶味って好きなフレーバーだったりします。
葉っぱの形をしているところがカワイイ。紅茶の風味が強くて気づかなかったけれど、渋皮入りの栗の漉し粉を加えた生地なんだそうです。
すんごい、サクサク!この食感、好きかも知れない。もっと自分用に買っておくべきだったか…。
定番のプレーンです。
このサブレは、山道の散歩で肩に落ちたひとひらの木の葉をイメージしているそうで、形もすごくきれいなんです。そして絶妙の厚さ。
原材料もとってもシンプルで、プレーンの場合は小麦粉、バター、砂糖、鶏卵、栗、アーモンド、食塩。これだけ。
渋皮入りの栗の漉し粉を加えているので、プレーンと言いながらもほんのりと栗の風味も楽しめます。
紅茶の次に美味しかったのがこちらの黒糖です。
他のフレーバーと比較すると、ちょっと焼き色がこんがりとしている事がおわかりいただけますでしょうか? 黒糖の香ばしい香りもしました。
原材料はプレーンに黒糖が追加されただけ。奥行のある、コクを感じる黒糖の甘みがたまりません。
その代わり、栗の存在感はプレーンに比べるとちょっと弱まってしまっているかな…でも、食べてるとわかりますが中にツブツブが入ってて、食感も楽しいのです。
最後はココア。
これはもう、チョコレート味のクッキー好きならみんな絶対に「好き!」って言うような、そんな定番の味でしたね。
意外と栗の味がココアに負けておらず、食べてるとちゃんと感じられましたよ。山ノ栞は全体的にまず食感がとーっても私好みのサブレでした。これだけ通販でまたお取り寄せしてもいいかも…と思ってしまうほどです。都内にも店舗進出はしていますので、機会があれば見てこようかなあ。恵那川上屋といえばやはり栗菓子、というイメージですがこちらのサブレも十分オススメできると思います。
(2017年1月26日訪問)
●店舗情報
店名:恵那川上屋 本社恵那峡店(えなかわかみや)
住所:岐阜県恵那市大井町2632-105
電話番号:0573-25-2470
営業時間:8:00~7:00
喫茶営業時間:(平日)AM8:00~PM6:00(L.o PM5:30)(土・日祝日)AM8:00~PM6:30(L.o PM6:00)
※AM10:00まではケーキセットのみのお取り扱いとなります。
HP:http://www.la-province.com/
2017年6月23日