夜行バスの達人!車内で快適な睡眠をとるためのコツとは!?
東京ー大阪間を2000円台、大阪ー福岡間が3000円台で予約できるなど、他の移動手段に比べて圧倒的な低価格が魅力の「夜行バス」!夜行バスを利用すれば睡眠時間を移動に当てることができ、時間を有効活用する事ができます。また飛行機や新幹線に比べて朝早い時間に到着するので、現地での滞在時間を長く取る事ができます。
しかし、車中で快適な睡眠が取れるかどうかは、次の日アクティブに動く上では大きなポイントに、、、。そこで!今回は夜行バス/深夜バスの車内でも快適に睡眠が取れるようなコツをご紹介します!
Index
少しでもラクな姿勢になれる席を選びやがれ!
最近では事前に座席指定ができる高速バスも多くなってきました!こちらはあくまで希望のみ承るという形になり確約不可ではありますが、下記のような点を考慮しながら、快適な睡眠が取れるように席を選ぶことが出来ます。
※バスサガスでは座席指定は承れません。ご希望の場合は直接運行バス会社にご確認ください※
窓側席
通路に足を伸ばす事ができる
休憩時にも隣の人を気にする必要がない
通路側は人がいないため、圧迫感が少ない
デメリット
頭を寄りかかるところがない
休憩時に窓側の人が席をたつ場合は起こされてしまうことが多い
通路側
窓や壁側に持たれて寝ることが出来る
休憩時に起こされることもなく、そのまま睡眠できる
寝れないときでも外を見たりして気分を和らげる事ができる
デメリット
足を伸ばすことが出来ない
休憩時に降車する際には、通路側の人に気を使わなければならない
最後部座席
前方の通路に足を伸ばすことができる
他の利用者がいなければ隣り合った席を広く使う事ができる
後ろの人を気にすることなく席をリクライニングする事ができる
デメリット
満席だった場合、両側を利用者に挟まれてしまって圧迫感を感じることも
機材によっては他の席に比べてリクライニング出来ないことも
それぞれのメリット・デメリットを比べた上で、ご自分が睡眠を取りやすい座席を選んでみてください。
アイテムを駆使して快眠に導きやがれ
東急ハンズやLOFTといった雑貨店に行くと、バスや飛行機などの座席に座っての移動でも、快適な睡眠が出来るようにサポートしてくれるグッズも数多く販売されています。これらのグッズをうまく活用することで、高速バスや夜行バスといった狭い座席でも快適に睡眠を取ることが出来ます。
また多くの高速バス・夜行バスではブランケットやクッションが全席完備であったり、無料貸し出ししてくれるバスも多数あります。既に予約されている方は予約記録の確認を、まだの方は貸出してくれる便を選んでみてください。
ネックピロー
こちらはバスや飛行機、新幹線などの移動ではもはやおなじみでしょうか。長時間の移動でも頭部をサポートしてくれる首用まくら(ネック=首、ピロー=まくらなのでそのままでしょうか、、、笑)です!
座ったまま寝ると首には大きな負担が掛かり、翌日には寝違えたようになることも。そこでネックピローを使用することで、首を支えながらバスの中でも快適に睡眠を取ることができます。
ネックピローは大きく分けて2タイプあり、クッション式のものと空気を入れて膨らむ空気式に分かれます。
安いものでは数百円~数千円まで様々なタイプが販売されていますが、クッション式だと荷物がかさばってしまいます。移動時間での睡眠のために持っていくのであれば、使わないときには空気を抜いてコンパクトに出来る空気式のネックピローを用意するのが良いでしょう。
また形状やクッション性なども様々ありますので、まくらを選ぶのと同じようにご自身にあったネックピローを探してみてください。
クッション
夜行バス・深夜バスでは長時間イスに座ることになるため、腰やお尻、背中などに負担がかかります。そこでぜひ用意したいのがクッションです!
バス会社や便によっては無料で貸し出してくれるところもあるのですが、硬いイスでもクッションを入れることでだいぶラクに寝れます。またリクライニングを倒した後では枕としても使用する事ができます。
ネックピロー同様、使っていないときには空気を抜いてコンパクトに持ち運べるタイプもあるので大変便利です。
アイマスク・マスク
基本的に最近の夜行バス・深夜バスの走行中の車内は真っ暗です。最後の搭乗停留所を過ぎたら・高速道路に乗ったら・1回目の休憩以降など、、、どこかのタイミングで一斉消灯になります。そうすると窓のカーテンは全て締切り、また前方の窓の光も遮るように幕が下ろされるため、暗闇の空間でより睡眠に入りやすくなります。
しかし数時間も走っていると、どうしてもカーテンの隙間から光が漏れてきたり、対向車のライトが入ってきたり、近くの人のスマホのディスプレイが気になったりと「光」に悩まされることもしばしば…。
そこで重宝するのがアイマスクです!リラックスして睡眠を取るには光を遮断することが重要です。アイマスクも値段や種類は様々ですが、蒸気で目の周辺の血行を促進してくれるホットアイマスクなどもあるので、リラックスできるようなアイマスクを用意すると良いでしょう。
また同じく重要なのがマスク!
冬だけでなく、空調の効いた夏でもバスの車内は乾燥することがあります。そのまま寝てしまうと翌朝のどが痛くなったり声が出しづらいなんて事も…。また夜間搭乗する際には化粧を落とし、すっぴんで移動したいという女性もいることでしょう。
そのような方々には大変オススメのグッズです。最近では保湿に優れたマスクも登場していますので、ぜひ用意すると良いでしょう。
スリッパ
こちらも備え付けられているバスもありますが、重宝するものの1つが「スリッパ」です。
靴を脱ぐと結構ラクになります!特に革靴やヒール、ブーツなどを履いて移動するひとはなおさらです。靴を脱いでそのままでも良いですが、匂いが気になる方や汚い床に足をつけたくない方などはスリッパを用意することで快適に過ごせるでしょう。
使い捨てのスリッパであれば薄く、かさばることなく持っていくことができ、使用後はそのまま破棄できるため便利です。
音楽プレーヤー・耳栓
夜行バスで気になるものとして大きいのが「音」です。走行中の音や周りの方の会話の声、いびきなどで睡眠を邪魔されてしまうこともあります。
そんな時のために周囲の音を遮断するために、音楽プレーヤーがあると安心です。
また音楽を聞きながら寝れないという方は耳栓を用意するのが良いでしょう。
くれぐれも周囲へ音漏れさせないようにお気をつけください。
羽織れるもの(パーカーやカーディガン)
夜行バスの空調に影響を受けることもしばしば。。。
ぜひ1着羽織れるものを持っておくと良いでしょう。特にエアコンだけでなく、冬の窓際の寒さや足元の寒さにも十分注意です。
寒さを感じるなかでは快適に睡眠を取ることが出来ません。いかなる状況になっても十分な睡眠が取れるように準備をしておきましょう。
アルコールはNG!飲食にも注意すべし
深夜に長時間の移動という点や寝付きを良くするためという理由でお酒を飲む方もいますが、出来れば控えたいものです。
確かに眠りやすくはなるかもしれませんが、浅い眠りとなり頻繁に目が覚め、翌日は寝不足なんてことにもなりかねません。またアルコールは利尿作用が高いため、トイレが近くなってしまいます。トイレ付きのバスならまだしもトイレの付いていないバスでは、次のSAでの休憩まで2時間我慢!なんていう可能性もあります。
加えてお酒を飲むことでバスに酔いやすくなってしまったり、カラダの余計な水分が多くなってしまって体がむくんでしまう結果になってしまうことも。
そうすると快適な睡眠はおろか、長時間苦しみながらのバス移動となってしまいます。
高速バスや夜行バスの車中で飲酒をされる際には周りへの配慮も含め十分注意してください。また最近ではバス会社によって夜行バス車内での飲酒を禁止している会社もありますので、十分確認したうえで判断してください。
リクライニングは出来る限り倒しやがれ
狭い高速バス車内において、いかに楽な姿勢になれるかは快適な睡眠において非常に重要です。そのためにはリクライニングは倒れる限りまで倒してしまいましょう。
最新のバスでは水平近くまでシートがリクライニングするものもあり、より快適な眠りが実現されやすくなっています。
特に後ろの方が気になる場合は一声かけて倒してもいいかどうか確認しましょう。
声をかけづらいという気持ちもあるかもしれませんが、一晩中苦しめられるよりはマシです!多くの方は快く受け入れてくれるでしょう。
バス会社や乗務員さんによっては「リクライニングを倒しましょう」の一声があるようですね。声をかけづらい人には良いサービスですね。。。
まとめ
移動しながら睡眠を取れるという点で、高速バス・夜行バスはとても魅力的な交通手段になっています。
しかし快適な睡眠が取れるかどうかでその満足度も大きく変わってきます!
最新のバスなどではこれまでのバスとは違った快適装備で、長時間の移動にも関わらず十分な睡眠をとる事が出来ます。
ただそういったバスは値段も上がってしまうことも多く、低価格の便では4列シートや狭いシートピッチなど快適な睡眠が取りづらい環境となっています。
そんなときには、こちらで紹介したようなグッズや方法を実践して、快適な睡眠を実現して移動先でもアクティブな1日にしましょう!
2018年10月10日