グルメ、ガンダム、車、ファッションも楽しめる 魅力いっぱいの東京・お台場を歩く
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平日のお台場もおすすめ
本日もお台場を歩きます。ただ、行った日は前回と違いますので念のため。
お台場で午前中の仕事を終え、お台場海浜公園をそぞろ歩きします。
天気はあいにくでしたが、グレーのグラデーションの空とレインボーブリッジの白、お台場の緑が絵心をそそりますな。そういえばまだ昼食を食べていなかったと気付き、アクアシティお台場の中にあるレストラン街へ。
たくさんありすぎて何を食べたらいいか迷うニャーと思っていたら、「平日 12:00までのご来店に限り、パスタ大盛り無料」の貼り紙を発見しました。しかも、ミニサラダ、ドリンクバー付きで780円となかなかリーズナブル。
日頃は注意力散漫なのですが、お得情報のセンサーが異常に発達している私は吸い寄せられるように入店したのでした。案内された席からは、デッキ越しにレインボーブリッジの絶景が望めます。 しかも、ランチタイム前なので、店内もすいていてゆっくりできまする。
大盛りパスタもおいしく、ドリンクバーを何杯もお替りしてすっかり満足。平日のお台場は、結構お得感ありますね。
せっかくお台場に来たのだからと、腹ごなしに都立潮風公園まで歩いてみることにしました。歩道橋を渡って海の近くへ行くと、宇宙船のようなデザインの水上バスが…。
松本零士氏デザインだと聞いたことがありますが、何度見ても写真に撮ってしまいますね。海沿いの遊歩道には、ワイルドな岩場があったり、船の碇、鎖などのモニュメントが置かれていたりして楽しめます。
実物大の機動戦士ガンダムがいる
潮風公園の芝生広場も広々としてゆっくりしたかったのですが、今にも雨が降りそうな天気。早々に切りあげて、ダイバーシティ東京プラザへ向かいます。
湾岸道路を歩き、イベントが行われている広場を横目にウエストプロムナードを歩きます。すると、巨大なロボットが目に飛び込んで来ました。
おお、これは機動戦士ガンダムではないですか。それにしてもでかい!高さは18メートルもあるそうですね。
私はガンダム世代ではないですが、そのブームはよく知っておりまする。今にも動き出して、空を飛んでいきそう。金属で作られているようにも見えますが、外装は繊維強化プラスチックなのだとか。鉄骨で骨組みが作られているらしいのですが、とても感じられませぬ。
ガンダムの股の下もくぐれるのですな。「韓信の股くぐり」は有名だけど、そのうちにガンダムの股くぐりもメジャーになるかも、と思いつつ、くぐらせていただきました。
それにしても、ディティールまで妥協することなく、作ってあるのがわかりますね。写真はかかとの部分ですが、中の機械の部分まで質感はバッチリでした。
ガンダムの巨大さと完成度に驚きながら、ダイバーシティ東京プラザへ。
ここは、ホームページによると、「劇場型都市空間」をコンセプトに、遊び、学び、くつろぎ、そして驚きや感動を体感いただけるような「東京、お台場の新名所」を目指しているらしい。いろいろなテナントが入居していますが、ライブなどのイベントもよく行われているそうですね。しかし何と言っても、実物大ガンダムの頭部稼動や壁面映像などのイベントがインパクトありますな。
クルマの体験型テーマパーク・メガウェッブ
外へ出てパレットタウン方面へ向かいます。プロムナード公園からは、お台場の大観覧車が見えます。それにしても、昔のお台場を知っている私から見たら、この土地がこんなに綺麗に整備されるなんて信じられないような気が…。この辺は30年前、雑草が生い茂る野原でしたからね。
目の前にはビーナスフォートの巨大なビルがあるのですが、それはあとにしてまず私が向かったのが、メガウェッブ。
ここは、一言でいえば、トヨタが運営している「見て・乗って・感じるクルマの体験型テーマパーク」ですな。 トヨタのニューモデルいち早く展示する「トヨタ シティショウケース」、世界のヒストリックカーを展示する「ヒストリーガレージ」、トヨタ車に試乗できる「RIDE ONE」や小学生が本格カートを体感できる「Fun カートライド」などのソーンに分かれておりまする。
前回来たときは、野球場がすっぽり入るような巨大なスペースに、トヨタ車がずらりと並び、奥にはデザインショーケース。注目は、3つの屋内試乗コースがあって、トヨタ車や電気自動車を体感できるのでした。
懐かしい昭和の名車に出会えるヒストリーガレージ
以前見たから、あっさり行き過ぎる予定でしたが、かなり展示内容がパワーアップされていましたね。まず私が向かったのは、ヒストリーガレージ。ここは懐かしい昭和の車に出会えました。
まずは、トヨタを代表する高級車のクラウン。
当時は山村聡のコマーシャルでも有名でしたね。4灯式のヘッドライトやスマートなスタイルは、日本独自の洗練されたデザインとして高く評価されたらしい。最高速度も当時トップクラスの時速140キロだったとか。
こちらは、今もファンが多いトヨタ2000GTですか。
わずか337台しか生産されなかったそうで、最近テレビで見た「007は二度死ぬ」で、ボンドカーとして活躍していたのを見ました。この美しいスタイルは今でも、スタイリッシュな車として魅力的です。最高時速は220キロ。日本が誇るスポーツカーとして世界の車の歴史に残るのは間違いありませぬ。
トヨタではなく日産の車もあるのはうれしい。これはスカイライン2000GT-R。
通称「箱スカ」ですな。「羊の皮をかぶった狼」と言われ、普通の乗用車のような外観ながら、高速道路ではスポーツカーも太刀打ちできなかったという話を聞いたことがあります。うちの近所にも大事に今も乗っているおじさんがいて、当時の人気のほどがわかりますね。
ヒストリーガレージを出て、次に向かったのは、トヨタ シティショウケース。
最新の車を見たり、触ったり、乗ったりできるのですな。個人的にお勧めなのが、無料で楽しめるモーションシアター。
ここは、遊園地のアトラクションのように、380インチのスクリーン映像で、迫力ある走行がバーチャル体験できるのですよ。ただ、「身長120cm以上の方」など参加条件もありますので念のため。
女性必見の観光スポット・ビィーナスフォート
メガウェッブの大きさに圧倒されたので、ウォーキングの締めはビィーナスフォートでロマンチックに決めたいと思いました。
ビィーナスフォートは、セレブにあこがれる女性には必見の場所かもしれませぬ。セレブとは程遠い私も、ウキウキする気分になれるのですから。
ここは、18世紀ヨーロッパの美しい街並みをモチーフにしたショッピングモール。
タウンガイドの文章を引用すると… 「そこはまるで、イタリアや南フランスのロマンチックな風景そのもの。メインプロムナードや広場では、青空から夕焼け、夜へと変化する美しい空が広がります」
短い時間で、青空、夕焼け、そして美しい夜景の景色へとショッピングモールがさまざまに変化するのですよ。もちろん屋内なのですが、通路を歩いていると、ヨーロッパの古い街を歩いているような錯覚が…。
通路にお洒落な屋台が出ていたり、美しい噴水があったり、贅沢な気分を味わえるコンセプトが秀逸。 建物の外観が、倉庫みたいに無粋ですが、いざ中へ入ると別世界。まだ行ったことのない人は、是非一度行かれることをお勧めします。
ビィーナスフォートの見どころガイド
ビィーナスフォートにはいくつも見どころがありますが、まずご紹介したいのは噴水広場。
広場の真ん中には6人の女神によって支えられた大きな噴水があり、写真撮影のスポットとしても親しまれているとか。
そしてこちらは、教会広場。
ビィーナスフォートの一番奥にある広場で、さまざまなタレントや有名人がよくイベントを行っていますね。
そして、これが真実の口。
「ローマの休日」で、オードリー・ヘップバーンとグレゴリー・ペックの名シーンで有名ですね。ローマから運ばれてきた大理石で出来た完全復刻作品だとか。嘘つきが、手を口の中に入れると食いちぎられてしまうという伝説があるそうな。 みんなが代わる代わる口の中に手を入れていました。
私は、たぶん食いちぎられると思うので止めておきましたけど…。
ビィーナスフォートを出て、最後に向かったのがパレットタウン。直径100メートル、地上115メートルという世界最大級の大観覧車が有名ですね。
これだけ大きいと、ケムール人も持て余しそう。(← わかる人はわかる)
2015年10月20日