ハイキング後の温泉にビールもまた格別!?~六甲最高峰を越えて目ざす有馬温泉~
晴れ間のある暖かな陽射しの日には室内から飛び出してどこかへ出かけたくなります。そこで、ハイキング好きの私に言わせれば、「山へ行こう」となってきます(笑)
関西圏にある、名だたる山の中でもハイキングコースの多さでいえば六甲山系はトップクラスでしょう。また、アクセスの良さも折り紙つきです。
そこで今回は、ハイキングと併せて温泉を味わい、温泉街の雰囲気に酔いしれます!!
まずは阪急神戸線・芦屋川駅から歩き始めます。
Index
芦屋ロックガーデン
阪急芦屋川駅から15分ほど案内板にしたがって歩き進むと、わかりやすい茶屋があります。ここまでは住宅街でしたが、この先からはがらりと空気も変わり、登山らしい道中となります!!
しばらくは茂る木々の間を進みますが、ある程度の標高になると露出した岩肌が目立ちはじめます。
ついには鎖を伝ったり、岩肌をよじ登るシーンも発生します(笑)
途中でこんな看板に遭遇します。「近代登山の発祥の地」。
登山家であり冒険家として知られる植村直己が影響を受けた登山家・加藤文太郎。彼は須磨に住んでいたこともあり、須磨から宝塚まで日帰りで100kmの道のりを往復したと言われています。現在では彼が往復した道のりが六甲全山縦走としてポピュラーなコースになっているそうで、いつかチャレンジしてみたいものです!!
岩肌と色彩豊かな紅葉がマッチした風景が楽しめます!!
眺め抜群!!風吹岩
ロックガーデン経由のコースを含め、複数コースの合流ポイント「風吹岩」は多くの人で賑わいます。岩の上からの眺めは抜群です!!神戸から大阪の景色を一望できます!!
そして人の集まる岩場にはネコも集まっていました(笑)
そして六甲最高峰を経由し、有馬温泉へ向かいます!!
六甲の最高峰周辺からはさらに広範囲を眺めることができ、六甲ドライブウェイも近いため、夜景の楽しめるベストスポットです!!
六甲最高峰から有馬温泉へ
そして最高峰地点から有馬温泉へは魚屋道を進みます。昔の街道の様な雰囲気があり、歩きやすいコースです。
最初は石畳が敷かれており、それほどアップダウンも多くなく、有馬温泉へは1時間ほどで到着していました。
この道を通って播磨灘の魚介が有馬へ届けられたのですね!!
有馬温泉街
登山の後は温泉でほどよい疲れを癒します!!温泉街であるため日帰り入浴のできるところはたくさんありますが、大衆向けなのは、金の湯・銀の湯・太閤の湯、あたりでしょう!!
金の湯は褐色でまったりしていました。また次回は違う湯につかってみたいものです。
有馬温泉といえば
バスの発着場前にある土産物屋に並んで酒場があり、座席はありませんがカウンターで日本酒やビールが味わえます!!
また、酒場と同じ並びには練り物屋もあり、揚げたてをいただけます!!
そして有馬名産・炭酸煎餅屋、三ツ森の店内では、煎餅の製造の様子を見ることができます。
写真を撮らせてもらおうと会釈すると、微笑んでくださり、煎餅を1枚いただきました(笑)写真とともにご馳走さまでした!!
そして炭酸煎餅とあわせて、蒸したての温泉まんじゅうにも舌鼓です!!
最近では温泉まんじゅうに加えて、新しいスウィーツが登場してきているので温泉の後にスウィーツ探索もいいですね!!
温泉街を散策!!
温泉街のところどころに泉源があり、現在も湧出しているところでは湯煙が漂います!!
ちなみに泉源にはそれぞれ名称があり、由縁を観ながら巡るのもご当地の歴史を感じ、楽しいものです!!また、温泉街ならではといえば温泉寺ですが、そのすぐそばに有馬温泉の由縁となる3羽のカラスの像が設置されています。湯浴みとともに散策スポットにいかがでしょうか!?
道すがら、亀の印に誘われて。
亀がトレードマークの雑貨屋にたどり着きます。和雑貨や入浴グッズが目玉商品です!!
そして、温泉街からは少し離れますが、紅葉の名所・瑞宝公園近くにはホテルメープル有馬があります。すでに販売は終了していますが、期間限定でタンサンドーナツなるものが販売されていました。
お店の方に伺うと、系列のメープル猪名川のレストランの食事かデザートが品評会で入賞したこともあり、新たな商品開発に力を注いでいるとの話でした。
そこでメープル有馬ではご当地ならではとして、「ドーナツ生地に炭酸を使用し、無添加で仕上げるためふっくらした仕上がりにするのに苦労した」と話されていました。素朴な味わいでほんのり甘く、もっちりした食感が絶妙でした!!これはホテルの食事も期待できそうです!!
旅行のススメ
今回は登山と併せての温泉街散策でしたが、有馬温泉へは大阪駅から直通の高速バスがアクセスを手軽にしています。また各線宝塚駅からもバスで乗り入れる事ができるので日帰り入浴も気軽に楽しめます!!
紅葉のベストシーズンは過ぎましたが、温泉の暖かさが身にしみる季節になってきました。ぜひ、日ごろの疲れを温泉で癒すのはいかがでしょうか!?
2015年12月7日