海外からの観光客に大人気!グルメと町並み・飛騨高山の魅力再発見の旅
日本らしい古い町並みが海外からの観光客に大人気の高山。特に欧米人からの評価が高いことが特徴。なぜ高山がそれほど欧米人から評価されるのか?
今回は、一度は高山に観光に行ったことがある方も、改めてその良さを感じることのできる、古くて新しい高山の魅力と高山グルメをご紹介します。
高山が人気の理由
高山は歴史が感じられる情緒ある町並みが魅力ですが、近くには最近注目の世界遺産白川郷もあり、ここ数年海外からの観光客が激増中。海外からの観光客なら東京や大阪も増えていますが、高山で多いのは爆買を目的とした団体観光客ではなく、純粋に日本文化や歴史、日本の自然を楽しみたいという、文化的水準の高い欧米人や旅慣れた一人旅のアジア人というのが特徴。
お店も海外からの観光客を見込んで、Wi-Fiを整備したり、メニューに英語表記を加えたり、一昔前とは随分様変わりしています。新しいお店も増えていますので、高山が二度目、三度目の方でも楽しめることでしょう。
口の中でとろける飛騨牛
海外からの観光客は事前に下調べが済んでおり、日本人観光客よりも美味しいお店に詳しかったりします。写真は、外国人観光客が列をなしている飛騨牛の握りを気軽にいただけるお店。カウンターで注文し、商品(握り)はおせんべいに乗せて出してくれます。気軽なテイクアウトのお店ですが、味は文句なしの一級品!お値段もそこそこしますが、それに見合うだけのお味です。
価格設定は4種類ありますが、迷わず一番高いメニュー「トロさしにぎり」を頼みましょう。飛騨牛の甘みが口の中でとろけます。充分に飛騨牛を味わってからおせんべいを食べてください。おせんべいをすぐに食べると、飛騨牛の後味を楽しめませんのでご注意を。
店名:こって牛
住所:岐阜県高山市上三之町34 (古い町並みの中)
旨味ぎっしりの飛騨牛まん
飛騨牛の旨みがギュッと凝縮されたのが、喜八郎本店の飛騨牛まん。先ほどのこって牛と同じく古い町並みにあります。
こちらは中でいただくと、冷たいお茶とちょっとした一口サイズのオマケがいただけます。
しっかり目の皮の中には飛騨牛がギッシリ!肉まんにするには惜しいほどの濃厚な味です。某お取り寄せサイトで大人気なのも頷けますね。
店名:牛まんカフェ喜八郎
住所:岐阜県高山市上二之町35(古い町並みの中)
朝市も健在
観光客向けの新しいお店がどんどん出店される中、高山名物の朝市も健在です!
高山の朝市は陣屋前と宮川がありますが、観光客には宮川のほうが向いているかもしれませんね。宮川の朝市は、朝市に合わせて周囲のカフェやお店も朝早くから開店しています。朝市とあわせて利用することができるので便利です。
朝市で扱われている商品は、野菜や漬物、七味、お花など。地域の方の普段の生活が垣間見れて興味深いスポットですので、是非早起きしてお出かけください。
新穂高ロープウェイ
冒頭で、高山は欧米からの観光客が多いと説明しました。彼らには歴史的な町並みや文化の他に、とても興味をそそられるものがここにあるのです。
それは北アルプス。トレッキングや登山が好きな欧米人にとっては、高山は日本文化を感じることができ美しい山々も楽しめる、という最高の場所なのです。リュックを背負った欧米人の姿もよく見かけます。
そこまで本格的に登山は…という方も、高山から車かバスを使って新穂高ロープウェイまで行けば、簡単に北アルプスの絶景が楽しめます。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得した展望台からの大パノラマは必見です。
アクセスに関して
高山へは電車で行くと高山本線を北上することになり、結構時間がかかります。特急も運行していますが、高山に行くのに価格と所要時間のバランスが最も良いアクセス方法は高速バス。いろいろなアクセスう方法を比較検討してご自身にあったプランででかけましょう。
2015年8月7日