【池袋】午後には売り切れ!池袋で差し入れを買うならここは外せない、すずめやの絶品どらやき
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まるで民家?うっかり通り過ぎてしまう、素朴な和菓子屋さん
ちょっと人様に差し入れをする機会があって、ここぞ!という時のお土産には必ずこちらで買っている、そんなお店へ久しぶりに足を運びました。南池袋にあるすずめやさんです。池袋で美味しいどら焼きと言えば?と問われたら、必ず名前が挙がるお店だと思います。
こじんまりとしていて民家のようなので知らない人は素通りしてしまいます。
すずめやさんは平日しか基本的にオープンしておらず、またオープン日でも午後を回るとどら焼きが売り切れになる事も珍しくありません。生菓子なので、当日中か翌日までが賞味期限。なので、持って行くその日に用意した方がよいお土産です。どうしても入手したいという方は電話での取り置きも対応して下さるそうですよ。
どらやき 粒餡(160円)。およそ、10年弱前に訪問した時は150円でしたが、恐らく増税分くらいしか値上げはされていないんでしょうね。親しみやすいこの価格、嬉しくなってしまいます。
購入時はどら焼きの封は開いているんです。風通しをよくしているのかな…?
少し不格好というか、きっちり左右対称ではない形が手作り感満載ですね。でも、丁寧に作られたんだなあ…というのが伝わって来る、そんな質感です。どら焼きの生地はふんわりと柔らかいのです。
午後には売り切れてしまう、ふんわり柔らかいどらやきです
中のあんこがチラリと覗いております。小豆の粒がしっかりと立っているのが確認出来ますね。
写真を撮る為に、しばらく片手で持っていただけなのに指の跡がクッキリとついてしまいました。それくらい、柔らかいという証拠です。キメも細やかでふわふわ軽いながらも、パサついていなくてしっとり感はちゃんとあります。
昔はもうちょっと弾力を感じたような気がしましたが、記憶違いかな。どら焼きはサクッと軽やかに割る事ができました。甘すぎず、上品に仕上がっているあんこが美味しい…!どら焼きの生地そのものも、あんこも、どちらも程よい日のある甘さです。
小豆の一粒、一粒がしっかりとした存在感
どら焼きの生地ではさんだだけ、という感じで実はそれほど生地とあんこが馴染んでいるような感じがありません。また、全体的にサイズはそこそこ大きめなのに不思議とズッシリ感はなくて、ふわっと軽いのです。
空気を含んでいるような感じ。
だからこそ、食べやすいな…と私は思うのです。正直、10年前に食べた味はもう覚えていないけれど、今回新しい驚きや発見が無かったという事はきっと昔からもうずっと変わらない味なんでしょう。むしろ、変わって欲しくないなあと思います。
素朴でしみじみ~と「ああ、美味しいなあ」と思えるこのどら焼きは、ペロッと完食出来てしまいます。
例えば、すずめやさんのどら焼きをオススメする事はあっても「ポイントは?」と聞かれると、一言で伝えられなくて正直困ってしまいます。コレ!と言ったインパクトがあるどら焼きではないからです。
でも、そういう奇抜さではなく直球勝負で、味や素材を大切にしながら今後も丁寧にお菓子を作り続けて行ってくれるんだろうなあ…と思わせてくれる、そんなお店なんですよね。ああ、美味しかった!
なかなか買いに行けるタイミングがないんですけれど、次回また差し入れの機会があれば自分の分もちゃっかりゲットしようと改めて心に誓いました(笑)。
●店舗情報
店名:すずめや
住所:東京都豊島区南池袋2-18-5
電話番号:03-5391-0196
営業時間:10:00~売り切れまで
定休日:日曜日、祝日
HP:http://www.d-suzumeya.com/
2015年12月22日