まだまだ間に合う紅葉狩り大名庭園の「六義園」
Rikugi-en
「六義園って何て読むんですかね?ろくぎえん?」「ぷ、”りくぎえん”って言うのよ。紅葉の時期はすごく綺麗なのよ〜」と職場のお姉様方に教えられカメラを持って行ってみました。この日は本郷通りをずっと進んで歩いてみたのですが、この辺はお寺がすごく多い地域なんですね。
11月の中旬あたりから、インスタグラムでハッシュタグを検索して紅葉時期を観察していたのですが、ちょっと一足遅かったかもしれません。ちょうど、夜のライトアップの時期も終わってしまい、紅葉の先はやや枯れつつあります。
JRの巣鴨や駒込に近いので、平日だったこの日はご高齢の観光客が多かったです。静かでゆっくりできましたが、休日は人が並んでるほど、若い人もよく来るんだとか。
大名庭園として建てられた
六義園は江戸の5代将軍徳川綱吉と仲の良かった川越藩主「柳沢吉保」が元禄15年に築園したといわれています。
この紛らわしい読み方「りくぎえん」の由来は、中国の詩の分類法(詩の六義)にあるといわれています。昔は日本風に「むくさのその」と呼んでいたようですが、今では漢読みで「六義」をりくぎと読むようになったそうです。
大泉水という池を一周するように紅葉狩りをすることができます。
私が1番感動したのは、この葉の色彩のコントラスト。こういう微妙な美しさを昔の人は和歌にしたりして「いとをかしだわ〜」なんて言っていたんでしょうか(笑)
望遠レンズを持っていくと、背景をぼかして紅葉もアップに。みんな良いカメラを持って写真撮影しているので、自分のが恥ずかしい(笑)
色が変化している部分がすごくいい。
かと思えば、中国人のご家族は真っ赤に萌えるような紅葉をとても気に入って写真を撮っていました。単純に赤が好きな中国人が多いからなのでしょうけれど、お国柄が出ていてとても面白いですね。
東京はまだまだ寒いので、今週末までは紅葉を楽しめそうです。
渡月橋は人気があるスポットになります。
岩に支えられている橋なのですが(橋の部分も岩)そこを撮っていなかった!惜しい。ここは「和歌のうら 芦辺の田鶴の鳴声に 夜わたる月の 影ぞさびしき」という歌から名付けられた橋だそうです。
雪吊りといわれる、雪国ではメジャーな木を守るためのものも見れます。空気も良くて、まさに都会のオアシスという感じでした。個人的にはとっても満足した公園です。
-六義園-
午前9時〜午後5時
入園料 大人300円 65歳以上150円
2015年12月12日