特急レッドアロー号で行く!埼玉 秩父神社例大祭・前日の宵マチ
向かうは特急レッドアロー終点 秩父駅
埼玉県は秩父で有名な秩父神社例大祭に行って来ました。
向かう場所は埼玉県は秩父。埼玉県の北西に位置する武甲山等の気高い山々がお目見えする秩父市。特急列車レッドアロー号でおよそ1時間程。ゆったり特急列車で車窓から眺める景色、秋冬鑑賞も旅の楽しみ。都心から山間に向かう途中の景色の移り変わる様を見つめているのも飽きることがないのが不思議です。
日本3大曳山祭のひとつ
夜祭といっても私が実際見に行った時間帯は主に昼間。本番の夜祭ならぬ通常のお祭り。とは言いつつも、夜祭本番の前日12月2日「宵マチ」といいこれから盛り上がる段階だとはいえ秩父の駅を降り立った所から既にお祭りムード満載。出店あり屋台あり活気あふる秩父の町並みと沢山の人、人。行く前はもっと普通のお祭りだと思っていたのですがはっきり言ってすごかった。
それもそのはず!こちら秩父夜祭は日本3大曳山祭・日本3大美祭のひとつとして京都の祇園祭や飛騨高山祭りに並ぶ有名なお祭りなのだそうです。関東代表というわけですね。(失礼いたしました!)
お祭り前日の宵マチと屋台の行列
こちらはお神輿ではなく山車と呼び、ここでは笠鉾・屋台と分類されるそうです。2日の宵マチでは午後より屋台4台の宮参りと夜には旧秩父往還の大通りにて曳行がなされます。
メイン3日の大祭前日とはいえ、すべてに気合を感じます。どの日をとっても期間中は秩父神社例大祭が集結しているのです。
一連の秩父祭屋台行事は国の重要民俗文化財として指定されているとのこと。
秩父神社例大祭は12月1日~6日までで様々な屋台行事が繰り広げられます。3日がメインの大祭。3日の当日は秩父神社を午後六時半より御神幸行列出発とともに笠・山車6台がそのあとを続きます。
又、秩父は年間400程の大小様々なお祭りが行われるそうです。いわばお祭り処の町。秩父神社では大勢の人と目の前を通るいくつかのお神輿には圧巻。飛び交う高らかなかけ声。昼間からとにかく熱気と活気で町中がお祭り一色に染まっています。
本番の夜に来れなかったのが残念ですが3日当日はさらにヒートアップ。冬に珍しい花火も上がり、御旅所下の団子坂付近にそれこそ見物席も設けられるほど。一席6000円なのだそうです。この期間は電車も夜間運行が臨時で有り。まさに秩父の祭りの夜を色濃く描かれる様。御旅所下の団子坂を笠鉾・屋台が曳き上げられる時点にいよいよ夜祭大詰めでクライマックスを迎えます。
実際の見物席 メインの前日です。これぞ嵐の前の静けさ!?下は団子坂の写真です。
秩父ご当地メニューに舌鼓と古き良き伝統のすばらしさ
12月2日の宵マチ当日は全般的にやや曇り空で気温も低め。日中とはいえこの日は特にこちらの秩父でも寒さがひと際でした。なのでお昼は駅前のお店の中で取ることにしおました。
秩父名物といわれているわらじカツ丼が意外に美味しくハマるおいしさです。ボリュームあり食べ甲斐があります。まるでわらじを思わせるカツの上には紅ショウガが乗っており初めての触感ですがこれが合うんです(笑)
そしてこのボリュームでありながらわりにさっぱりしてご飯がよくすすみます。
旅行に行ったらやはりスタンダードなものよりここでしか食べられないご当地物に自然と興味がわきます。
秩父は今回の例大祭で初めて訪れましたが周囲の山々の景観も美しく年に一度のにぎやかなお祭りともマッチしていました。これこそ真のお祭り、日本の古き良き伝統のすばらしさをあらためて痛感します。レッドアローに乗ることも前途した通り秩父に訪れることも初めてだったので素敵な思い出になりました。
2015年12月14日