2014/02/28
「ごんぎつね」で知られる街
愛知県半田市で行われる春まつりの日程が発表された。半田市の春まつりは山車が街を練り歩くことが特徴だ。山車の登場する日程も合わせて発表されている。各地区で、3月15日(土)から5月4日(祝)まで、土日祝日に行われる。
半田市は愛知県の知多半島にある、古くから醸造業などが盛んな街である。児童文学「ごんぎつね」の作者、新美南吉の生誕地として知られている。
(画像は観光協会ホームページより)
各地区それぞれの見どころが
半田で山車が曳き回された歴史は、約260年前の記録までさかのぼる。春祭りでは10地区31の山車が街を練りあるく。10地区とは、亀崎、乙川、岩滑地、岩滑新田、上半田、下半田、協和、成岩、西成岩、板山であり、それぞれの山車の曳き回しには見どころがある。
住宅街の狭い道を建物にぶつかりそうな幅を進んでいく、急な坂道の上り下りなどは、曳き手の腕の見せどころといえるだろう。
めずらしいところでは、亀崎地区の海浜への曳き下ろしがある。引き潮になった砂浜で山車が曳かれる。砂浜を進むことは難しく、海水に浸かりながら曳き手が山車を運行させる様子に見物客は大いに沸くという。
半田市では、5年に一度の「半田山車祭り」でも、山車が曳き回される。こちらは10月初旬に行われ、来場者も増えている。次回は平成29年に開催予定だ。
▼外部リンク
半田市観光協会ホームページ
http://www.handa-kankou.com/
半田市役所ホームページ
http://www.city.handa.lg.jp/contents/15040134.html
半田山車祭り保存会 公式サイト
http://www.dashimatsuri.jp/
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