文豪たちを癒してきた温泉街はミュシュランガイド☆2つ。城崎温泉オススメ5選

コラム

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2016/03/23

日本人なら……やっぱり温泉、好きですよね！？
熱海・草津・別府など日本には有名な温泉街がたくさんあります。
今回ご紹介するのは、兵庫県にある城崎（しろさき）温泉。フランスの大手タイヤメーカーであるミュシュランが発行するガイドブックで☆2つで掲載されています。影響力のあるミュシュランガイドに紹介されている、そんな城崎温泉のオススメ5選をご紹介します。

1.城崎の桜

城崎温泉街の中央を流れている大谿川（おおたにがわ）。下流には城崎を象徴とする柳が、温泉街の町並みに風情をかもしだします。毎年桜が咲き誇る時期になりますと、ボンボリでライトアップされたキレイな景色を楽しむことができます。
昼間は歴史ある建物とともに情緒を感じ、夜は明かりに照らし出されて浮かぶ幻想的な桜の風景を味わってください。

2.外湯めぐり

町の落ち着いた雰囲気を堪能しながら楽しむ外湯巡りが昔から有名な城崎。まずは1日券（大人1200円・小人600円）を購入しましょう。これを手に入れれば、城崎7外湯に入り放題。
手入れの行き届いた日本庭園を見ながら入浴を楽しめる「鴻の湯」。10種類の浴槽にサウナやジェットバスが完備されている「さとの湯」。天井がガラス張りで開放感がある「御所の湯」。他にも魅力満載な外湯ばかり。7つの温泉を色々めぐって楽しめるのも、城崎ならではです。

3.ゆかた

ゆかたの町を謳っている城崎には、5つの憲章があります。その中でも、「ゆかたにあらざれば、装いにあらず」とあります。ゆかたをはじめ、和服を正装としており、ゆかたで外出することを推奨しています。
各旅館には個性溢れるデザインのゆかたが用意されています。それぞれのデザインには意味や歴史があるので、旅館選びも楽しみの一つになるでしょう。
当たり前にゆたか姿でいられる非日常がそこにはあります。都会にいては、なかなか着ることがないゆかた姿を堪能しましょう。

4.文豪碑めぐり

平安の時代より文化人の保養地として有名であった城崎温泉。ここには24基の文豪碑が立てられています。与謝野晶子、司馬遼太郎、松尾芭蕉など、有名な文化人のものもあります。外湯めぐりだけでなく、文学碑めぐりも合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
他にも城崎文化会館では、城崎ゆかりの作品が数多く展示されています。

5.イベント盛りだくさん

城崎は温泉だけでなく、通年を通して楽しめるイベントが盛りだくさん。
春には「城崎温泉博覧会」。温泉や旅館を巡るツアーだけでなく、歴史や文化講座、座禅や写経、カヌーやサイクリングなど、一度で多くのアクティビティを楽しめます。
夏には「夢花火」。温泉街の中心を流れる大谿川の下流で花火が上がり、訪れた人々を魅了します。周りに高い建物がなく、川の上に花火が打ち上げられることから、景観が抜群で人気です。
冬には「城崎温泉カニ王国」。冬の味覚であるカニに感謝をして、11月下旬〜3下旬までカニ王国が建国されます。11月23日には絶叫大会が行われ、豪華景品を求めて多くの参加者で盛り上がりをみせます。

まとめ

日本にある温泉街は、地域独自の活性化で盛り上がりを見せています。まだ知らない、まだ行ったことがない温泉街に足を運んでみてはいかがでしょうか。温泉の新しい楽しみ方を発見することができるかもしれません。

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