2018/08/06
近年、秋葉原や御徒町、神田万世橋などの「おしゃれな高架下」が人気スポットとなっていますが、2018年4月、横浜市日ノ出町に日本初の移動可能ホテル「Tinys Yokohama Hinodecho」がオープンしました。今回はホステルとカフェと水上アクティビティ拠点の3つの顔を持つ、こちらの施設をご紹介します!
ホステル+カフェ+水上アクティビティ拠点の3つの顔
Tinys Yokohama Hinodecho(タイニーズ 横浜日ノ出町)は、「Tinys Hostel(タイニーズホステル)」、飲食スペースやイベント可能なスペースを有する「Tinys Living Hub(タイニーズリビングハブ)」、近年世界中で人気が高まるSUP(Stand Up Paddleboard)等の水上アクティビティの拠点となる「Paddlers+(パドラーズプラス)」の3つからなる複合施設です。こちらは世界中のタイニーハウスやモバイルハウスのメディア運営、また動産活用による遊休地や暫定地の企画・開発を手がけるYADOKARI株式会社(東京都中央区)と京浜急行電鉄株式会社がタッグを組んで実現しました。場所は京急線日ノ出町駅から徒歩4分、静かな大岡川沿いの、観光にも便利な横浜の中心に位置しています。
日本初の高架下タイニーハウスホステル!
宿泊機能を有するTinys Hostel(タイニーズホステル)は、日本初の高架下タイニーハウスホステルです。「タイニーハウス」とは直訳すると「小さな家」。数年前からアメリカを発祥として広まったこのムーブメントは、世界的な金融恐慌をきっかけに人々が「無駄のない、シンプルで豊かな暮らし」に注目したところに端を発します。Tinys Hostelには小さなタイヤがついて牽引可能なトレーラーハウスであり、制作が行われた新木場エリアからは、実際に牽引して日ノ出町まで運ばれたそうです!3棟ある部屋はそれぞれ「DISCOVERY(発見)」「WONDER(驚き)」「SILENCE(静寂)」とコンセプトが異なっており、内装はタイニーらしくシンプルながら、おしゃれな空間が広がっています。ホステルは1棟貸し切り、または男女別のドミトリーの2タイプが用意されており、1棟貸し切り4名利用で約¥5000~/人(変動あり)と低コストで利用する事ができます!ちなみに、高架下ではありますが騒音はほとんど気にならず、大通りから1つ裏に入った川沿いなので非常に静かな時間が流れています。
オリジナルラクレットチーズを使ったバーガーやクラフトビール!
Tinys Living Hub(タイニーズリビングハブ)はオリジナルのラクレットチーズを使ったハンバーガーや地元横浜のクラフトビール、夏はBBQなどを楽しむことができ、宿泊者でなくとも利用する事ができます。またこのスペースでは月間数十本のイベントが行われ、映画祭やトークショー、ワークショップなどが開かれています。今後はここでのイベントを、これまで日ノ出町に来たことがない人々を呼び込むコンテンツにし、そういった人々と地元企業・地元住民との交流を生み出すコミュニティハブとしての顔を持っていくでしょう。
近年世界中で人気の水上アクティビティ拠点
Paddlers+(パドラーズプラス)は大井川に面した立地を活かして、近年世界中で人気が高まっているSUP(Stand Up Paddleboard)などの水上アクティビティの拠点となる施設となっています。ここには更衣室やシャワー、コインロッカーなどを備えており、四季・天候を問わず水上アクティビティを楽しむことを可能としています。ここには「横浜SUP倶楽部」と「水辺荘」という2つの団体が拠点を設けており、水上フィットネスや水辺ピクニックなどのコンテンツも企画中とのことです!
都会の喧騒から離れ、タイニーな暮らしを体感してみては?
横浜駅から京急線で4分、JR桜木町駅からは徒歩12分と横浜の中心に近いながらも、大井川沿いで非常にゆったりとした時間が流れる日ノ出町。そこには、横浜にいることを忘れてしまいそうなタイニーな空間が待っていました。日々都会の喧騒にまみれ、疲れを感じているアナタも、タイニーハウスで極限までシンプルな暮らしを体感してみては?
【Tinys Yokohama Hinodecho】HPはこちら
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