どちらが良いの？目的で使い分ける「夜行バス」「昼行バス」

コラム

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2013/12/17

目的で使い分けたい夜行バス／昼行バス

一般的なバス路線よりはるかに長距離を走る高速バス。走行時間も長いので夜行バスが主流と思われがちですが、東京〜名古屋など5時間程度の行程においては行程を昼間にした方が便利な場合もよくあります。そういう際にご利用いただきたいのが「昼行バス」です。移動時間を睡眠にあてられる夜行バス、バスの車窓からの風景が楽しめる昼行バス、それぞれにメリットがあります。旅の目的によって上手に使い分けてください。

風景が楽しめる昼行バス

バス旅行は、車窓から眺める風景も楽しみのひとつです。たとえば東名高速から眺める富士山などは絶景でしょう。夜行バスから眺める都会の夜景なども楽しみではありますけれど、残念ながら一定時間以降はカーテンが閉められてしまいます。また途中休憩でサービスエリアに立ち寄る路線では、昼行バスだとショップやレストランの営業時間中に利用することができます。先ほどの富士山の例でいうなら、富士川サービスエリアや由比パーキングエリアから眺める富士山は素晴らしいと多くの旅行者がいいます。長距離バスは観光バスと違って移動を最大の目的にしているとはいうものの、やはり旅の楽しさが感じられるという点では昼行バスの方に軍配があがるのではないでしょうか。

のんびり旅には昼行バス

夜行バスはお客様が時間を最大限に活用できるよう行程が設定されています。それに対して昼行バスは出発時間も到着時間も自然体。無理のない時間にスタートして、あまり遅くならないうちに目的地に到着します。「車中泊ではしっかり眠れない」という方でも昼行バスなら安心ですね。コースや行程によっては、「朝、通勤時間帯より少し早く出発して、午後の早い時間には目的地に到着して散策を楽しみ、夕方は温泉につかってのんびり…」といったぜいたくなプランも楽しめるでしょう。一方、ビジネス利用のお客様はやはり深夜バスを選ぶことが多いようです。どんなに早い朝イチの会議にも間に合いますし、何ならニューヨーク流のパワーブレックファーストにだって出席できます。早朝に目的地へ到着して身だしなみを整え、颯爽と登場して「デキるビジネスパーソン」をしっかりアピールしましょう。

睡眠以外にも時間を有効活用

夜行バスは原則として、深夜帯の時間は睡眠にあてることになっています。安全走行のために消灯しなくてはいけませんし、光が漏れては周囲のお客様に迷惑になるのでスマートフォンや電子書籍を楽しむのにも限界があります。これに対して昼行バスはずっと窓から自然光が入ってきますし、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などでいくら遊んでも誰にも迷惑をかけません（バッテリー切れに注意してください！　コンセントがないバスもあります）。夜行バスも昼行バスも、周囲の方に迷惑をかけないことが大原則。とはいえ昼行バスの方が時間の使い道にはいろんな選択肢があるようです。

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