ラグジュアリーな高速バスで行く旅

コラム

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2014/01/06

バス旅行の概念をくつがえすラグジュアリーバス

以前は長距離バスや夜行バスの旅行というと「安いけれど疲れる」とか「コスパはいいけれどゴージャス感がない」というイメージを持つ方もいらっしゃったようです。けれど現代はまるで「走るホテル」のようなラグジュアリーなバスもあり、リッチで快適な旅を楽しんでいただけるようになっています。

ラウンジを利用する

ラグジュアリーバスを運行するバス会社の中には、ラウンジを用意している会社があります。いわゆる待合室のことですが、単にバスを待つだけの場所ではなく、着替えができるフィッティングルームや女性のためのパウダールームなどの設備があり、旅を便利で快適にするのに役立ちます。インターネットが利用できたり、PCの用意があるラウンジもあります。

ゆとりの3列独立シート

ラグジュアリーな旅を楽しむにはなによりも「ゆとり」が大切です。長距離バスの場合はいったんバスのシートに座れば後はただ目的地に到着するのを待つだけ。飛行機のように面倒な搭乗手続きやロビーから機内への移動といったものもありませんし、新幹線や電車のように時刻表や乗り換えを気にする必要もありません。ただゆったりと座ったり眠ったりしていればよいのです。しかし、それだけにシートの良しあしは重要。広々として座り心地がよいのはもちろん、長時間座っていても疲れない工夫が欲しいところです。スペースでいうなら3列独立シートが快適です。それぞれの座席の間が通路になっているので隣りの人と肘がぶつかったり、寝返りをうった時に体が接触したりなどといったことはありません。ふたり旅なら連れの方とコミュニケーションがとりやすい2+1シートもおすすめです。

プライバシーを守るカーテン

バス旅で気になるのはプライバシー。特に睡眠時は他の人の視線をさえぎりたいものですね。それぞれの座席にカーテンがあれば周囲からの視線を遮断することができ、シートをほとんど個室のようにすることができます。カーテンのもうひとつのメリットは「光漏れ」を気にしなくてよいところ。一般的なバスでは、消灯後はスマートフォンやタブレット、携帯ゲーム機などから発する光は周囲の人の迷惑になるので利用を控えなくてはなりませんが、カーテンがあれば気にせず使うことができます。また一部のラグジュアリーバスにはパーソナルテレビも搭載されていて長旅の退屈をなぐさめてくれます。カーテンつきのバスなら消灯後の時間も退屈せずに済みそうですね。

テーブル

ビジネスユースのお客様は「移動中のせっかくの長時間を仕事にあてたい」とお考えになる方も多いでしょう。となるとどうしてもパソコンが使いたくなります。しかし長時間パソコンを膝に乗せて操作するのは大変ですし、キー入力も不安定です。そんな時にテーブルは非常に役に立ちます。ラグジュアリーバスの多くはインターネット環境が整っていますしコンセントも各席にありますから、パソコンを固定できるテーブルさえあればバッテリーを気にせず仕事に集中することができるでしょう。

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